2023.10.03 (火)   K2Couple No.0805 

物見山
ものみやま(群馬県・長野県)
1,376m
佐久内山牧場の大コスモス園

コース最大標高差 : 150
コース累積標高差(+) : 305
コース累積標高差(−) : 305
コース沿面距離 : 5.5 km
行動時間 : 5'20"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 真紅のコスモスが揺れる秋の一日に

  7:30 = 藤岡IC/上信越道/下仁田IC = 8:45 内山牧場P

 内山牧場P 9:00 ... 9:15 荒船パノラマキャンプフィールド ... 大コスモス園 10:00 ... 10:15 五叉路 ...
 10:45 物見山取付 ... 11:15 物見山【L】12:05 ... 12:40 内山無線中継所展望台 12:55... 13:05 物見岩 13:15 ...
 13:30 内山牧場p ... あらふね湖周回 ... 14:20 内山牧場P
 内山牧場P14:30 = 15:10 道の駅しもにた 15:15 = 16:15

     物見山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


 上信越道から妙義と浅間山           ▲ 荒船山の裾を走るR254


 何年前だったか、内山牧場のコスモス園を見に行ったことがあり。
【REPO】
 R254沿いのコスモス街道を通るたびに、内山牧場はどんなかなと気になっていた。
 すっかりご無沙汰している間に、内山牧場キャンプ場も荒船パノラマキャンプフィールド(APC)と、名実ともに進化したし。

 予定した日曜日が雨だったので火曜日に順延した。
 昨日ほどの秋晴れではないけれど、午前中は青空が期待できる。

 神津牧場の駐車場から稜線に上がることにしていたが、二人とも万全な体調ではないので内山牧場側からに変更する。
 はじめにAPCを歩いてから大コスモス園を鑑賞し、稜線に上がって物見山をピストンしようと思います。

神津牧場への道を分けて内山牧場に向かう
エリアに入ると「レストハウスあらふね」に突き当たり、取り合えずスル〜。
平日につき、内山牧場施設内には余り人影はなかった。
駐車場も先客なし。

とりあえずレストハウスに下り、隣接のトイレ棟に寄って用を足し。
あらふね湖の南岸を散策しながら遠景を楽しむ。
目的地の物見山が、湖の僅か先に望まれた。

青空にそよ風、気温15℃の肌寒さに軽く羽織る。

 内山牧場の駐車場(山荘あらふねの解体工事中か)
 ノコンギク            ▲ あらふね湖から物見山
マツヨイグサ ゲンノショウコ アザミ 青空にノリウツギ
マムシグサ ムラサキツメクサ ノコンギク ボタンヅル
シロヨメナ アキノウナギツカミ 句碑 ミゾソバ
ナギナタコウジュ ツルキンバイ ヒヨドリバナ

あらふね湖をあとにして、キャンプサイトに行ってみましょう。
笹を切り開いた連絡路は、 山道と違って歩きやすい。
牧場内を歩く限り、登山靴は要らない。

キャンプ場は概ね、車両乗り入れ可能なフリーサイトになっていた。
そして、標高1200mのキャンプサイトから望む遥かな空間。
開放的な山岳展望が素晴らしくて、ちょっと圧倒される。
正面に荒船山、そして山並みは西上州から八ヶ岳連峰へ続いていた。

南アルプスも八ツの左にうっすらと見えた。

 先ずはAPCのメインサイトへ
                     ▲ 車両とテントが思うままに散らばるパノラマビューエリア、谷を隔てて浮かぶ西上州の山々
                            ▲ 八ヶ岳の見える丘で読書ですか
                      ▲ 何処に行っても今日一日中眺めることになる荒船山
                            ▲ 茂来山と八ヶ岳の間に南アルプス

天と地の間に展開するパノラマビューを楽しんだあと。
コスモス園に向かう途中で、展望台に寄ってみた。
もちろん同じ景色だけど、視点が高い分キャンプサイトが見渡せる。

今はテントも車も少ないが。
シーズンの休日には、相当な数が集結してお祭り騒ぎになるらしい。
3年続いたコロナ禍の自然志向で、まさに激混みのレジャーランド。

ここに来れば自然に抱かれたまま、山岳展望も星も感動もいっぱい (^^

 展望台に上がって
                            ▲ 展望台から見下ろすキャンプサイト


 大コスモス園エリアに入ってみたら
 コスモスは最終盤を迎えて、取付きのエリアは全て刈り取られていた。
 止めてくださいよという心境だったが、良く見ればその先にはまだまだ元気そうなコスモスが残っていた (^^
 中に入って自由に見てくださいってなことで、刈られる運命の最後のコスモス達と嬉しいコミュニケーション三昧

 
 ここのコスモスは刈られていた          ▲ 残ったコスモス畑に埋没
 花に囲まれて最高           ▲ その先に目的地物見山
                           ▲ ほぼ貸切りだったコスモス園をあとにする


 APCエリアをあとに、ここからは舗装道路を辿って物見山県境稜線に上がりますね。
 花の写真を撮りながらブラブラと別荘地を抜け、県境稜線上の荒船妙義林道や登山道を適当に繋いで歩く。

 秋の空                ▲ リンドウ
 トリカブト               ▲ ヤクシソウ
アザミ ヤナギタンポポ ノコギリソウ ヒメジョオン
リンドウ ハキダメギク コウゾリナ
 群馬県下仁田町へ          ▲ トンネルを抜ければ物見山頂
ゴマナ ナガミノツルケマン ヤマトウバナ 何だっけ
ウバユリ ヤマハッカ ホップの実


 最後に100mの登りを頑張れば、めでたく物見山の山頂です。
 山頂から足を伸ばして少し下ると、北方面に浅間山がスッキリ見える場所がありますよ。

                               ▲ 日本百名山 浅間山
                                ▲ 群馬県側の景色
                                ▲ ご存じ!表妙義

山頂の草に座って、何気にいつものようにセルフツーショットを撮る (^^
ランチにするか。

周辺の木々が育って、山頂からの見通しが悪くなった (^^;
昔は座ったまま山を眺めてのんびりできたのに。

朝の気温は15℃くらいで肌寒いくらいだったが。
陽射しに恵まれてポカポカ陽気です。
うとうと
寝るな〜。

 山頂で暇つぶしタイム
カップうどん マユミ 群馬長野県境うろうろ ちゃんと標識もあります
黄色い蝶ちょ そばかす羽の蝶ちょ イヌタデ
お土産になった栗 これも


 登山道があれば登山道を歩き、登山道がない区間は林道を歩いて、やや雲が多くなった空を見上げたりする。
 群馬長野両県を股にかけ、花よ蝶よと遊び帰りですよ〜ん。
 帰りルートは物見岩経由にします。

 途中にある内山無線中継所の屋上展望台に寄りましょう。
 遠望は朝と同じようだったが、南には両神山、西には美ヶ原や槍穂高連峰がかろうじて見えていた。
 大キレットで命を落とした女性の痛ましい事故から一週間余り、衝撃的な知らせだった

 内山無線中継所の屋上展望台               ▲ 両神山
                                ▲ 北ア槍穂高連峰

 そして旧内山牧場の全景が、眼下にまるごと広がって見える。
 朝の青空はなくなっていた (^^;

 中継所展望台から下りて若干の登りを頑張れば、P1315を経て物見岩に着く。
 展望に変わりがないことは承知で、やっぱり上ってみないと気が済まない変な意地 (^^;
 で、そのまま下って稜線から離れる。

                             ▲ 中継所展望台から荒船パノラマキャンプフィールド全景
中継所からちょっとだけ急登して P1315 アキノキリンソウ リュウノウギク
アケビ マユミ カンボク
 ちょっくら物見岩に上がって         ▲ 内山牧場に下るチョンボコース


 スタート地点の内山牧場駐車場に戻りました。
 広々としたキャンプサイトからの開放的な景色をもう一度見たい、と言ってたおいちゃんですが
...
 アサマフウロ園という案内に誘われたはらっぱが、あらふね湖に歩き出したら付いて来た (^^;
 

 湖を一廻りして湖岸の土手によっこらしょ座り、ようやく訪れた秋に身を任せるおやつ休憩タイム。
 食欲の秋を満喫して、よっこらしょと立ち上がる

 アサマフウロが咲いてた         ▲ 湖岸に腰掛けて物見山にさよならを
クサフジ アサマフウロ アカバナ 花も蝶もボロボロ
マルバハギ ノリウツギ ノイバラ 帽子にアキアカネ
                           ▲ 一日中見守ってくれた荒船艫岩
 きょう一日を締めくくります              ▲ ニシキギの紅葉
 またシロヨメナのとこに帰って来た            ▲ レストハウスあらふね
                     ▲ 荒船山で明けて荒船山で締める10月3日は登山の日