2023.02.04 (土)   K2Couple No.0778 

崇台山
そうだいさん(群馬県)
299m
春浅く長閑な里山の花畑

コース最大標高差 : 120
コース累積標高差(+) : 200
コース累積標高差(-) : 200
コース沿面距離 : 3.1 km
行動時間 : 2'00"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  崇台山登山口の「里山の花畑」はオフシ~ズン
  8:35 = 富岡 = 9:25 安中市学習の森 【トイレ】 9:30 = 9:35 里山の花畑(崇台山登山口)

 里山の花畑 10:00 ... 10:15 崇台山 10:25 ... 10:35 長学寺分岐 10:50 ... 11:05 長学寺側登山口(池)11:10 ...

 11:25 長学寺 ... 11:35 【ミニL】 11:45 ... 11:50 送電鉄塔分岐 ... 12:00 里山の花

 里山の花畑 12:10 = 12:40 雲門寺 【セツブンソウ】 13:05 = 13:30 北陸新幹線安中榛名駅 【L】 14:00 = 14:55


   崇台山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)           標高map



 近年になくストレスフルな年末年始を駆け抜け、挙句の果てに体調を崩して気が付けば令和5年も2月に入っている。
 節分&立春となれば、春の妖精セツブンソウが気になる。
 セツブンソウの見物がてら、体力維持のため安中市の里山に行ってみることにした。
 崇台山にはだいぶ前に登ったことがあるが、今は地元住民の計らいでお花畑なども整備途上で綺麗になっているらしい。
 当時は、プチ藪を掻き分けたり蜘蛛の巣を払ったりの道だったように記憶している (^^;
 群馬百名山

 富岡市側からのアプローチなのですが、駐車場等の安心感から安中市の学習の森ふるさと学習館に行きます。
 広い敷地に立派な施設が並んでいて、我が町の環境と比べたら羨ましい。

 妙義を見ながら富岡経由で     ▲ 安中市学習の森(ふるさと学習館)内道路

学習の森でトイレを借りて、「里山の花畑」まで行ってみる
googlemapで確認した限りでは、駐車SPらしきものがあったので (^^;
途中で立ち話中のお二人に声掛けしてみた。
「あの~」

「基本的には学習の森pだけど、きょうは花畑に停めてもいいよ」って。
ありがとうございます

お言葉に甘えて独占貸切駐車。

 メイン広場もこの時期は閑散
                  ▲ 安中市上間仁田の崇台山登山口に整備された 「里山の花畑」
                             ▲ 長閑な山間から望む浅間山

山支度をしていると、先ほどのおじ様(はらっぱより若い)が追いかけてきた。

おじ様曰く 「説明を始めれば3時間くらいかかるよ」
あの~ 30分以内に要約してお願いできないでしょうかね (^^;

大河ドラマ 「晴天を衝け」のロケ地が松井田地内だった関連性。
メイン広場には、3万本のセンニチコウが咲き乱れること。
フジバカマを増やしているので、相当数のアサギマダラが飛来する話。

 おじ様の説明を受けるはらっぱ

毎日崇台山に登る会のこと。
崇台山北麓の小沢では、蛍が乱舞する話。
しかも、ゲンジボタルとヘイケボタルの両方だよって。
はらっぱも、小学校PTA時代に蛍の世話をした経験があるので意気投合。

だめだこりゃ 崇台山に登る話は風前のともしび ...

どっちみち暇だからいいけどね。
いろいろ勉強になりました。

 大河ドラマ 「晴天を衝け」 写真展示
 センニチコウが咲くころ(上毛新聞社)             踊るハクセキレイ

おじ様の友達が来たのをきっかけに、お礼を言って山に入る。
良く整備されているというか、良く踏まれた固い登山道が続きますね。

標高差は70mくらいなので、ちょっとの会話を交わす間に着く。

竹藪が多い山だ。
最後に土の階段を上がると山頂に出る。

展望には優れた山頂ですが、きょうはスッキリクッキリ感がない。
晴天なのにモワ~。

 もう山頂です
 榛名山と子持山(真北)      ▲ 西上州最高峰 赤久縄山 1522(真南)
 下仁田の山の上に八ヶ岳(西)          ▲ 西上州 荒船山方面(西)
 妙義山(西)              ▲ 浅間山(西)

他に人はいなかったので、周りの景色を眺めたりしていた。
そもそも東の展望は赤城山くらいで、他に目立った山は存在しないが。
その赤城山も、きょうは靄っていて姿はなし。

ベンチでドリンク休憩。
桜の木が沢山あるけど、まだ咲いてません。
暇すぎて困っちゃう (^^

 ドリンク休憩          ▲ 山頂をあとに長学寺に下る

さて、山頂からプチ稜線を一直線に南下します。
山頂直下には、富岡市下高尾ルートと連結するトラバース的な道の分岐。

殆んど平らな道を更に進むと、長学寺を高捲く道と尾根通しに南下する道の分岐に出た。ここは尾根道を下る予定でして。
分岐に座っていた主から、K2隊ですよねって声を掛けられる。
地元富岡のOKWRさんでした。

いろいろな話題が飛び出してきて、懇意に話をさせていただきました。
ありがとうございました
また何処かでお会いできたら嬉しいです (^^

 山頂下トラバース道の分岐
 ドライフラワー          ▲ 尾根道から見下ろす長学寺

歩きやすくて気持ちの良い尾根道をポコポコ下るうちに。
右手に長学寺を見下ろすようになり、紫陽花園に下る分岐もあり。
私たちは登山口まで下る予定なので、ショートカットは封印。

こんな呑気な道はない!
重力に逆らわず、足を前に出していれば自然に歩ける楽チン尾根 (^^
天気はいいしね。

 山頂から南下、プチ縦走気分         ▲ 登山口着陸前にロウバイの花
 春の陽を全身に浴びて             ▲ 長学寺側登山口
オオイヌノフグリ ホトケノザ コガモ

こっちの登山口には、お寺の広い駐車場がある。
崇台山登山のベースになっているようだ。
もちろん、紫陽花の頃には見物客で賑わうのかも知れない。

そして、長学寺の参道を神妙に辿ります。
六地蔵さんの前を通り、境内を見渡しながら本堂もスルー。

墓所の横から山道に入り、腹が減ったと言ってはパンを食べ。
帰りは崇台山を越えずに、西側山裾を呑気にポコポコ歩いて戻った。

 長学寺駐車場
 六地蔵尊             ▲ 長学寺本堂
 帰ってきました         ▲ 里山の花畑にあった双体道祖神
マンリョウ スイセン ミツマタ ▲ 紅梅
福寿草ひとつだけ SDGs ソーラー複葉機


 安中 雲門寺 福寿草と節分草 

        今年は寒さが厳しいことから、朝晩は落ち葉をかぶせて花びらが凍るのを防いでいるので
        正午~午後4時限定で公開されている。開花後の冷え込みで余り元気がなかった (^^;




 北陸新幹線 安中榛名駅 アクセス道の紅梅並木 

        紅梅花も寒気に打ちひしがれているようで、可哀そうな姿だった。
        誰もいない駅前の芝生広場が気持ち良く、ベンチを独占してささやかなランチにした (^^

高崎に入ってから、R17は渋滞していた。

今朝は R254 富岡経由だったので知らなかったのだが、am 5:30 高崎市内城南大橋交差点で大事故があったらしい。
信号直進の大型トラックと、対向右折の乗用車による悲惨な事故だ。
乗用車の青年は事なきを得たが、トラックの運転手は亡くなってしまった。

私たちはpm 2:30 頃に通過したが、下り車線はpm7 まで閉鎖された。
余りにも悲惨な現場に言葉もない。

 この事故で、13時間以上道路閉鎖された