2024.09.14 (土)   K2Couple No.0828 

池の平 三方ヶ峰
いけのたいら さんぽうがみね(長野県)
2,040m
はらっぱの よちよちリハビリ物語

コース最大標高差 : 60
コース累積標高差(+) : 165
コース累積標高差(−) : 165
コース沿面距離 : 3.9 km
行動時間 : 4'10"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  長〜い夏の終りに

  6:40 = 藤岡IC/上信越道/小諸IC = 地蔵峠 = 8:20 池の平駐車場(兎平)

 池の平駐車場 8:45 ... 9:10 休憩ベンチ@【BF】 9:30 ... 9:50 鏡池 ... 10:30 三方ヶ峰 【L1】 10:45 ... オトギの森 ...

 11:20 休憩ベンチA 【L2】 11:45 ... 12:00 放開口 ... 12:15 休憩ベンチ@ 12:25 ... 12:35 休憩ベンチB 12:50 ... 12:55 池の平駐車場
 池の平駐車場 13:00 = 湯の丸高峰林道 = 13:15 車坂峠 = 14:10 R254佐久高原コスモス祭り(内山)14:30 = 道の駅しもにた = 16:20

   池の平の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

                           ▲ 標高map by KASHMIR 3D


不安定な天候が続いているが、きょうの長野は晴れそう。
先週に引き続き、お気に入りのエリアに出動します。
家を出る時には、既に気温は25℃になっていた。

先立って昨日のこと。
はらっぱが家の前の舗装路で転倒して、手術した右膝を思いっきし打った。
腕や顎も負傷したくらいなので、人工関節を心配したけど無事だった。
で一転 きょうは出掛ける気満々です (^^

上信越道は車が多かったが、軽井沢ICを過ぎると少なくなって平常通り。
この三日連休は、高速の休日割引が適用除外らしい
 三日連休の初日
 佐久平のガスガスはいつものこと        ▲ スキーゲレンデから青空の湯の丸山
 池の平駐車場(¥600)気温15℃         ▲ 季節の端境期なので空きが目立つ

              晴天に恵まれて爽やかな風の中、池の平に下る
                         ▲ 金峰山を従えて堂々たる富士山が見えた
                            ▲ 八ヶ岳の真ん中には南ア北岳
                                 ▲ 中央アルプスも
ハナイカリ ゴマナ シラネニンジン アキノキリンソウ
ツリガネニンジンの最期 ハクサンフウロ イタドリ ヤマハハコ
ノハラアザミ ウメバチソウ マツムシソウ オトギリソウ
シロバナニガナ ニガナ ヤマラッキョウ

先ずは駐車場周りの花を丹念に観察し、楽しい山下りの始まり
南には富士山や八ヶ岳が見えていた。

私たちが歩き始めるころは、まだ余り人の姿がなかった。
湿原入口まで貸し切りアプローチです。
かつての池の平高層湿原は、三方ヶ峰の噴火によって出現したとのこと。

湿原入口の休憩ベンチに陣取り、湿原を見渡しながら遅い朝食タイム。
持参のパン類とコンビニおにぎり、質素でも優雅な時を過ごす。
きょうは池の平を周回するだけなので、主な目的は避暑。気温15℃。

あっ はらっぱの社会復帰リハビリも兼ねてます (^^;

 休憩ベンチ@からの池の平
 遅い朝食        ▲ もと高層湿原を渡る風は爽やか
                  ▲ 草紅葉ちっくに染まる鏡池(標高2000m)の彼方に東篭ノ登山
 篭ノ登山にガスが掛かって           ▲ 三方ヶ峰に向かいますね
 見晴岳方面に登って左回りする          ▲ 外輪稜線上を下って登って


 池の平から三方ヶ峰までの標高差は、たったの40m。
 主に木道歩きだが、出来るだけ岩道の下りは避けたいので、見晴岳方面に登って左回りにした。
 花については、特記するものはこの時期咲いてない

 三方ヶ峰の山頂には、数名の団体さんがいて丁度帰るところだった。
 木陰のベンチに座って、またまたのんびり〜

                            ▲ 登って来ました標高差40m
 山頂の木陰ベンチで早ランチ      ▲ コマクサエリアはイワインチンだらけになってた
ウスユキソウ ゴゼンタチバナ ミツバオウレンの葉っぱ イワカガミの葉っぱ シラタマノキ
ワレモコウ寂しく キオン コケモモ メイゲツソウ デザート
イワインチン シャジクソウ アキアカネ クロウスゴ
オヤマリンドウ エゾオヤマリンドウ エゾリンドウ

コマクサ園地には、そこかしこにイワインチンの黄色が目立っていた。
可愛い花だけど、コマクサのような健気さが感じられないような
...
雲が増えて、北アなどの展望は得られない。

メインルートを外して、オトギの森に入る。
この辺にもカモシカさんが住んでいるらしいけど、会ったことがない (^^;

 三方ヶ峰からの下りは超ゆっくり        ▲ ファンタジックなオトギの森を経由して
 下山道から池の平           ▲ 篭ノ登山と水ノ塔山を望む

池の平に下り立ち、まだ行ったことがない放開口方面に行ってみる。
どんな景色が待っているんだろね。

分岐を右折するとすぐに、広い休憩地にベンチが並び。
木陰のベンチを選んで、全身に微風を感じる癒しタイムに再突入 (^^;

そばの草むらに、エゾリンドウの花が涼しそうに咲いていた。
オヤマリンドウとエゾリンドウの違いを知る講習会です。

 放開口に向かって右折すると直ぐに休憩地あり           ▲ ベンチが10コくらいあった
 木陰の特等席で休んでばっかし            ▲ 振り返って雲上の丘
 放開口の写真を撮る         ▲ 池の平の水はここから流れ落ちる
 木道は曲がっていたりするが           ▲ ほぼ真っ直ぐに伸びている
                       秋風に吹かれて池の平ハイウェイを行けば振り出しに戻る
クロマメノキ ミヤマハナゴケ シロバナウツボグサ シシウド ムシカリの実


 池の平から兎平までの登り返しは歩きやすい木道ながら、同じリズムを刻んで登るので結構きつい
 すっかり無くなってしまった筋力を取り戻すトレーニングと思って頑張った (^^

 最高点に着くと吹き抜ける風が爽やかすぎて、おあつらえ向きのベンチに陣取って長いこと 心身を開放する。
 きょうは結構頑張って歩けたので、ご褒美に快い納涼タイムで締めくくろう。
 いやあ、気持ちがいいね〜 山は

 ずっとここに座っていると帰りたくなくなってきちゃう (^^;
 せめて、山の空気を思いっきり吸っていこうよ。


 帰りは久し振りに湯の丸高峰林道のダートを走ってみたけど、特に目ぼしいものはなかった
 軽井沢の町で渋滞が予想されたので、佐久に下りて内山峠越えにする。
 コスモス街道(R254)で恒例のコスモス祭りが行われているらしいから、久しぶりだし寄ってみよう。


 湯の丸高峰林道 水ノ塔山の崩壊地アカゾレ             ▲ 高峰温泉スル〜
                           佐久市内山 R254はコスモス街道

コスモス祭りのメイン会場は川沿いになっているので、風が強かった。
一斉に首を振るコスモスの花は、カメラマン泣かせだ

適当に写真を撮って、売店でお土産を買って会場をあとにする。
お客さんは少なかったかな。
コスモス街道を維持するのは、このご時勢では苦労が多いと思われ。
年々、規模が縮小傾向にあるように見えた。

 佐久高原コスモス祭りの入口            ▲ 可愛いコスモスの花
                              ▲ 風に揺れて秋の気配