2022.03.27 (日)   K2Couple No.0742 

妙義 さくらの里
さくらのさと(群馬県)
725m
ハナネコ専科で前に進まず

コース最大標高差 : 245
コース累積標高差(+) : 385
コース累積標高差(−) : 140
コース沿面距離 : 3.0 km
行動時間 : 3'55"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です ▲ 延々と続くよハナネコ街道
  7:05 = 富岡 = 8:05 中之嶽神社P【車デポ】 8:20 = 8:30 金鶏橋PS 【BF】
 金鶏橋PS 9:10 ... 9:35 大人場 9:45 ... 10:10 妙義山看板 10:25 ... 11:10 一本杉 11:20 ... 11:30 さくらの里広場 【L】 12:30 ...
 13:05 中之嶽神社P
 中之嶽神社P13:15 = 13:25 金鶏橋PS 【車回収】 13:30 = 13:35 妙義神社散策 14:15 = 富岡 = 15:15

  さくらの里の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


                ▲ 富岡市から妙義に向かうと、河津桜に囲まれた道の駅みょうぎの横に至る

今週末は風も強く、会心の天気予報ではなかった。
きょうも下仁田方面はどんよりしていたが、昨日よりは良さそうだ。
駐車場に着くころには、雲間に青空が広がってきた。
きょう歩くコースは、地形的に風など関係ないけど。

中之嶽神社pで、8時に赤城隊とドッキングする。
XVをここにデポ(セット)して、金鶏橋からスタートする片道切符です。

 中之嶽神社駐車場から金洞山          ▲ 積もる話はないと思うけど

予定通り、中之嶽神社から金鶏橋pまでドライブ・マイ・カー (^^
車道から隠れた穴場的駐車スペースなので、いつも車は少ない。
きょうも先客なし。

おもむろにお湯を沸かして、皆んなでグッドモーニングコーヒーにする。
赤城隊には申し訳ないけど、我が家は遅い朝食しなくちゃならない。
すみません、寝坊しちゃったので ...

シュンランをカメラに収めてゆるりとスタート。

 金鶏橋PSでモーニング珈琲しよう
 ヒメカンスゲ        ▲ いつもの大きなシュンランの株だね

ウグイスカグラ  タチツボスミレ ドングリの発芽 白いエイザンスミレ
 はらっぱが先行する            ▲ すっきりした沢ではない
 行動時間なのか休憩時間なのか             ▲ ピンクのエイザンスミレ
タチツボスミレ ヒナスミレ タチツボとヒナの交配種?
 花柄がないダンコウバイ 花柄付きはアブラチャン
 大人場で待っていたはらっぱ           ▲ 登山マップを改めて眺める
                            ▲ 昔から変わらない登山まっぷ

大人場で花など撮ってちょっとだらける。
昨年同日に来たときには、ヒトリシズカやアズマイチゲなど咲いていたが。
今年は開花が遅れているようで、寂しい限りでございます (^^;

しかし、大人場をあとにすると、ハナネコノメが待っていた
昨日は、寄居の風の道でハナネコの前哨戦をしてきたけど。
ここが本番、いっぱい咲いてて欲しい。

地面に這いつくばって、コンデジ接写でハナネコ1号をゲット (^^

 ハナネコ狂想曲
 こんなとこに咲いちゃって         ▲ ピラティスでしなやかな身体を
可愛いハナネコノメ カメラマン頑張る
カタクリ ユリワサビ 歩く気ありますか ないっ
                       ▲ 立派な案内板 「妙義山」 で白雲山をバックに
 歩きづらいので、側道ができてるし      ▲ ちゃっかり座るには最高の登山道だね
 何を狙ってるのかというと       ▲ エイザンスミレは可愛いからまた撮っちゃう
ここにもいっぱい  どれどれ コクサギ 木の天辺には桜かな
                          ▲ あちこちに群生するハナネコノメさん
                   ▲ 大きくしてみたけど、実寸は五円玉の穴くらいの花なの

しゃがんだり立ったり歩いたりで、年寄りにはきつい体力勝負です。
もう思う存分写真も撮ったことだし、そろそろ気合入れて登ろう
先行するおいちゃんが待ちくたびれてるし。

大岩ゾーンになると景色も一変して、少しトレッキング気分に。
一本杉めざして真面目に歩くことにする。

 早く来いよ〜                 ▲ へ〜い

 登山は一般的に山頂をめざすのが目的ですが、トレッキングは山の中を散策して無理せず自然を楽しむことが目的。
 ちなみにハイキングはトレッキングに似ていますが、フィールドは山に限らず野原や整備された道を歩くことです。
 まあ全部同じようなもんですけどね (^^

                            ▲ ようやくハナネコエリア脱出の笑顔
              ▲ トレッキングモードに切り替えたばかりなのに、新たなハナネコエリアが開幕
                    ▲ どの花も赤い葯がしっかり付いていて、今まさに旬の状態かも
ハナネコに比べてカメラが大きい  ハナネコノメの可愛らしさに魅せられて
 エクササイズ&フィットネス           ▲ 小っちゃすぎて可愛ゆい


 結局、元の木阿弥で。
 ハナネコノメの群落に溺れて流されて、立つ間も惜しんで這いずり回る平和な光景。

 3月末に金鶏橋からさくらの里まで歩くのは、今回で3年連続になるが。
 今年歩いた感想としては、前回よりもスケールアップしてハナネコノメが年々増えているようだった。
 短い区間なのに、ハナネコエリアが次々と現れる。
 他所で見るよりも小さくて、小さい故になおさら可愛いハナネコさんたちだった

 そんなこんなで、いつの間にかコース最高所の一本杉に着いてしまった。
 結構な暖かさに汗ばんでくる。
 ランチは何処でする
 一本杉にはベンチもあるけど陰気臭いから、さくらの里に下りてお花見ランチにしよう。
 そうしよ そうしよ (^^


 一本杉から筆頭岩            ▲ まだ咲いてた白梅
 いつものラッパスイセン           ▲ チョンボ道から椿と岩塔

さくらの里入り口まで車道は遠回りするので、山中をショートカットする。
赤城隊もシブシブ藪に入るが、すぐに開けたトレースを辿る。
さくらの里正面で、車道に着地 (^^;

ねっ  楽でしょう。
ちょっと悪いことに引きずり込んじゃったみたいで、これは内緒ね (^^

 車道を横目にクライマー専用ルート            ▲ ここを下ってさくらの里
 さくらの里誘導路もショートカット       ▲ さくらの里管理事務所に直行する
 コスミレ              ▲ 広場から筆頭岩

昨年は、広場にあるトイレ棟の裏に河津桜が満開だった。【REPO】
今年は全然咲いてない
もちろん、さくらの里もあと一週間では咲かないだろうって感じだった。

筆頭岩だけは正面に全容を見せ、クライマーの姿も視認できた。
あの岩はね。
こっちから見るとどうってことないんだけど、特にP2のナイフリッジがビビるのよ。
【REPO】

 ベンチに寄りかかって、ひなたぼっこランチ    ▲ 1時間のまったりタイムで根っこが生えた♀二人
              ▲ 金鶏山筆頭岩を登攀中の5人が見える(P1に1人、P2に2人、P3に2人)
 コスミレがこんなに固まってた                ▲ アセビ
 オオイヌノフグリも元気に咲いてる           ▲ タネツケバナらしいけど

 車道の下に歩きやすい山ノ神の道          ▲ 思ってたよりアップダウンがある

本隊はさくらの里で待機して、誰か代表が中之嶽神社pまで走ってデポ車を回収することも考えていたが。
ここまでゆるゆる登って来たので、皆んな元気いっぱい。
全員揃って、さくらの里から山ノ神の道を辿って中之嶽神社pまで歩く

ほぼ車道に沿った道なのに、想定外のアップダウンがあった。
でも、おしゃべり歩きなので楽勝。

 大きく下って登り返す             ▲ そしてポコポコ歩き
                          ▲ 最後の最後まで道草を食う大人たち

はい〜、中之嶽神社pまで快調に登ってきました。
今年は総じて開花が遅く、例年に比べて花の種類は少なかったけど。
目的のハナネコノメは、気が狂うほど多くの出逢いがあって良かった。

そもそもこの週末は、新潟の雪割草を計画してたんだよね〜。
新潟まで行くのに天気がイマイチだったので、急遽妙義に変更した。
ハナネコ街道に救われて、とっても楽しい一日だった。

 中之嶽神社の金ピカ大黒様と轟岩        ▲ 予定通り中之嶽神社まで歩いた
カキドオシ 金鶏山 荒船山

金鶏橋のPSは、朝と変わらず我が家の車だけがポツンと1台。
一日中貸し切りだったのかな。

再び2台に別れて、妙義神社に寄ってみよう。
去年は枝垂れ桜が咲いてたもんね (^^
神社最寄りの駐車場に停めて、赤門から入る。

枝垂れ桜はまだ蕾で、一輪も咲いてなかった。
いくつか重要文化財の社を廻り、河津桜の下で一日を締めくくる。

 赤門から妙義神社に入る
 枝垂れ桜はまだ蕾だった          ▲ 総門(国指定重要文化財)
                  ▲ 修復されて煌びやかな波己曽社社殿(県指定重要文化財)
 美しく厳かな社殿に参拝する男女          ▲ 河津桜の下から境内を眺めて
フクジュソウ トキワハゼ ワビスケ ワビスケ
青空に河津桜 長い石段を帰りますね キブシ NPB プロ野球2022開幕

☆ レポ作成にあたり、赤城隊から提供された画像をたくさん使用しています。 この場を借りて御礼申し上げます