2022.05.03 (火)   K2Couple No.0748 

平沢山
ひらさわやま(長野県)
1,653m
GW後半戦は三日月山荘で

コース最大標高差 : 205
コース累積標高差(+) : 250
コース累積標高差(−) : 250
コース沿面距離 : 3.3 km
行動時間 : 2'15"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  ニリンソウに溺れそう ハッピ〜な小径で

  7:25 = 藤岡IC/上信越道/下仁田IC = 内山峠 = 佐久臼田IC/中部横断道/八千穂高原IC = 9:40 平沢峠P

 平沢峠P 9:55 ... 10:35 平沢山捲き道分岐 ... 10:45 平沢山 【L】 11:30 ... 12:10 平沢峠P

 平沢峠P12:35 = 12:45 平沢橋 13:05 千ヶ滝 14:00 = 14:35 三日月山荘 【泊】


    平沢山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)



 昨年はコロナ禍真っ只中ということで自粛した北杜三日月会だったが、2年半ぶりに出掛けることにした。
 清里辺りでウォーミングアップ、八ヶ岳と富士山とニリンソウ目当ての特命を帯びて、飯盛山に寄って行く予定です。
 上信越道に入るなり大いに連休気分を盛り上げてくれる車の列に混ぜてもらい、静かな流れに乗ってmax ゆとり運転
 下仁田ICで降りれば、信号も少ない快調な内山峠越えです。
 佐久臼田ICから八千穂高原ICまでの中部横断道も、GW 渋滞とは無縁な走りっぷりを楽しめる。


                              ▲ 気分はいきなり五月連休に
                         ▲ 上信越道より表妙義と浅間山の定点観測
                         ▲ R141 旧佐久往還海ノ口辺りから、南八ツがいきなり近くに迫ってくる

いつも寄る小海線野辺山駅はスル〜して、八ヶ岳大展望の平沢峠へ。
きょうは雲もなく、4日前の新雪を頂いた銀嶺が輝いていた。
が、ここにも GW の波が押し寄せていて、駐車場で空き待ちの列
「中央に一列作ればいいのに」 と思っていると ...
以心伝心 ... 中央に新しい列ができ始めて、首尾よく我が車も入れた。

登山口では大勢の人が準備中で、子供のはしゃぐ姿が可愛い。
ヤッホーの連呼、家族サービスのお父さんは大変だ。

 平沢峠駐車場から八ヶ岳

 5月に霜柱かい       ▲ 国立天文台 野辺山宇宙電波観測所
 風はないけど花もない        ▲ 開けた場所は気持ちが良いねえ
 ぼんやり浅間連山(北)            ▲ 相木村の山(北東)
 平沢山経由で飯盛山へ   ▲ 平沢山にはマメザクラの大きな木がいくつもあります
タチツボスミレ マメザクラ 蕾もあるよ 山頂


 平沢山頂にとうちゃこ。
 富士山から右に目を移せば、鳳凰三山や南アの北岳・甲斐駒、そして堂々たる南八ツが素晴らしい。
 同期の友が残雪の富士山表大沢で不慮の死を遂げてから丸5年、この山に立って追悼することが多い。
 よく登る群馬や長野の山からも富士山は見える。
 富士山は特別の山だ。


                   ▲ 雲居立つ 富士南麓に 誰が住むや 訪ねてもなお 語り尽くせず
                                     ▲ 鳳凰三山から甲斐駒ヶ岳まで
                                          ▲ 八ヶ岳南部
 浅間を正面に山頂に集う若者たち      ▲ 相変わらず目立たない瑞牆山と金峰山
 飯盛山は人が多いのでカットかなぁ         ▲ 八ヶ岳を眺めてだらけるお年寄り

きょうの目的地飯盛山は、手が届きそうな近さだ。
よく見ると、人が蟻んこのように群がっているじゃないですか。
でも予定通り行く気になったので、飯盛山に向けて下山開始。

山頂は狭いし眺望はここと変わらないので、途中で心変わりUターン (^^;
今日はあっさりカットするけど、きっとまた来るよ

少ない花を探しながら、平沢山の捲き道を戻る。
集団になって下りて来るので、その都度立ち止まって道を譲る。

 満開のマメザクラを愛でて
 いじけた花でも撮り尽くす根性   ▲ 高速道路的に固まって流れてくる人の波をやり過ごす
クサボケ ミツバツチグリ アカネスミレ 駐車場が見えた
                        置いてけぼり的な のんびり下山がはらっぱ流

駐車場に下りて、付近を徘徊する二人。
三日月さんに連絡しようと携帯を開いたら、歓迎着信 が残されてた
私たちの行動予定を知って、飯盛山頂まで迎えに来てくれたのだ。

私たちはもう下りちゃってるし、 しても繋がらないし
で、そののち連絡が取れて、平沢橋辺りでドッキングすることにした。

山の部はこれにて終了、これから花の部に入るよ。

 野辺山高原 平沢峠 標高1450m

平沢橋でブラブラ節してたら、三日月さんが合流してきた、歩きで
清里まで電車で来て、駅から飯盛山に登って待ってたとのこと。
山頂ドッキングが不首尾に終わったので、彼のどっきり作戦は不発
ごめんちゃい。

付近の沢に入り込み、花探しタイムを少々。
沢沿いの湿った場所は花の宝庫です。
ニリンソウも元気いっぱいに、皆んなで咲きっぷりを競っておりました。
細い道の両側が真っ白白で (^^

 丸太橋を渡り
ヤマネコノメ ムラサキケマン モミジイチゴ
エイザンスミレ タチツボスミレ オトメスミレ ニオイタチツボスミレ
ホソバノアマナ レンブクソウ ウスバサイシン ラショウモンカズラ
ヤマエンゴサク マルバコンロンソウ ヤマネコノメ クリンユキフデ
 ニリンソウの小径         ▲ もれなく全部咲いて満開だね
 ピンクのアクセントが可愛い            ▲ しゃがみっぱなし
                            ▲ ここでお弁当食べたいくらい www
                         ▲ お姉さんはもう帰らなくっちゃいけないの
 千ヶ滝にも寄って納涼花探し               ▲ ヤマブキ
フデリンドウ ウグイスカグラ タチツボスミレ エイザンスミレ
ヤマブキ色 マルバスミレ ミヤマハコベ マルバコンロンソウ
キケマン ヤマネコノメ ヒトリシズカ
                       ▲ 3年ぶりの千ヶ滝( 落差・幅ともに約20mだとか )

三日月さんは、小海線甲斐大泉駅に車をデポしていたので
駅前まで送って、それぞれの車で三日月山荘へ

手入れの行き届いた花壇や山荘周りを散策して。
富士山や甲斐駒、茅ヶ岳、編笠・権現など贅沢な山岳展望が羨ましい。

ビールで乾杯して、明日明後日の行動予定についての検討会。
メインターゲットの夜叉神峠は、連休中の駐車スペースに難があるらしく。
代案として、花の霧訪山が浮かぶ。

夜空を飾る星の数や細やかさ、高崎で見るのとは桁違いに凄かった

 懐かしきかな三日月山荘の花壇