2022.06.25 (土)   K2Couple No.0758 

谷川岳 幽ノ沢
たにがわだけ ゆうのさわ(群馬県)
890m
猛烈な暑さはブナの林で凌ぐ

コース最大標高差 : 175
コース累積標高差(+) : 370
コース累積標高差(−) : 370
コース沿面距離 : 11.2 km
行動時間 : 6'10"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 一ノ倉沢の冷気でク〜ルダウン (^^
  6:25 = 高崎玉村IC/関越道/水上IC = 7:30 谷川岳インフォメーションセンターP
 インフォメセンターP7:50 ... 9:05 送電鉄塔 9:20 ... 9:40 マチガ沢出合 ... 10:20 一ノ倉沢出合 ... 11:00 幽ノ沢出合 【L】 11:40 ...
 12:05 一ノ倉沢出合 12:55 ... 13:20 マチガ沢出合 ... 14:00 インフォメセンター(見学)
 インフォメーションセンターP14:20 = 水上駅 = 沼田 = 16:40

     谷川岳幽ノ沢の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


梅雨の中休みと言うような、生易しい言葉では片付けられない。
昨日の異常な暑さの中、既においちゃんは激バテ状態で gennari
そしてきょうは、気象庁が警報を出すほどの猛暑日確実な状況

▲ powered by いらすとや

直射日光が避けられて、少しでも涼しく過ごせる場所は何処だ〜。
そうだ 谷川岳の麓、ブナの林を歩いて来ようということになった。
浅間界隈で花探しというはらっぱの希望は、猛暑予報で吹き飛んだ (^^;

昨年の5/22に環境省の主導でオープンした谷川岳インフォメーションセンターにも未だ行ってないし、この時期の旧道沢巡りも初めてなので即決。
家を出るとき既に24℃

 水上ICから谷川岳主峰
                             ▲ 昨年5月にオープンした谷川岳インフォメーションセンター
 インフォメセンターの建物         ▲ ベースプラザをショートカットする
 山頂をめざすゴンドラを見上げて           ▲ 麓の旧道を地味に歩く
ヤマブキショウマ アカツメクサ コウゾリナ ヒメジョオン
ヤマツツジ エゾアジサイ ニガナにモンキチョウ
 西黒尾根登山口          ▲ ハルゼミ大合唱の旧道を行く
 9時前なので閑散として        ▲ 暑さ凌ぎの木漏れ日がありがたい
ミズタビラコ ツクバネソウ クサアジサイの蕾 ヤグルマソウ
ナワシロイチゴ ギンリョウソウ ヤシャブシ
ナルコユリ ガクウラジロヨウラク
 何処で滑るの? マチガ沢です          ▲ 送電鉄塔への巡視路を登る
                           ▲ 送電鉄塔の基部から馬蹄形稜線
                                         ▲ 同じく蓬峠

きょうは特に見所はないので、送電鉄塔まで巡視路を上がってみる。
谷川本峰はガスっていたが、周囲はぐるっと見渡すことができた。

ここは五月連休の花の時季には、シャクナゲやイワウチワ等が咲く道。
今は何もなく、イワウチワの葉っぱが一面に広がっているだけ。
白毛門方面も完全な夏山風情である。

 谷川岳オキの耳とマチガ沢
タカネスギカズラ ハナニガナ ヤマオダマキ
リョウブ ウリハダカエデ ヤマツツジ
                              ▲ 眼前にマチガ沢が開ける
 うしろは朝日岳方面              ▲ 練習岩から
タニウツギ ツルアジサイ ヤマガラシ エゾアジサイ
 エコバス 「倉ちゃん」          ▲ もう少し風が欲しいよね
 豊穣の森 「ブナ林」               ▲ 不思議な冷気
 ヤマオダマキ            ▲ タニウツギおてんこ盛り

マチガ沢出合を経て平坦な道を歩いていると、一ノ倉沢出合にとうちゃこ。
ここには、岩壁を見上げる数人の方が休憩していた。
あとで知ったのだが、この時たっくんが衝立岩に取付いていたのでした

14:18に、衝立ノ頭からたっくんのLINEが発信されていた。
私たちが駐車場に戻って、インフォメセンターの見学をしている時だった。
こんなことってあるんだ、ちょっと不思議な感覚だった。

 沢巡りの核心、一ノ倉沢が姿を見せる           ▲ タニウツギ越しに白毛門
ウルシ ミズキ オクヤマガラシ ラショウモンカズラ
エンレイソウ キジムシロ クマイチゴ ヤマツツジ ヨツバヒヨドリ
 腹減ったじょ〜         ▲ ブナの木に見守られて腹ペコ
 幽ノ沢の岩壁が見えてきた              ▲ ギンリョウソウ
 幽ノ沢出合は沢水の通り道      ▲ ブナのしずくで頭を濡らしたら震えがきた

幽ノ沢出合でクールランチのつもりでいたけど。
雪渓は余りに汚れすぎてるし、ブリッジも怖いしでウロウロする。
ブナのしずく付近も、いじけランチになりそうなので却下。

結局、出合の片隅でいじらしくも情けない場所を確保する (^^
久々にコンビニ調達した冷たい麺類を黙々食す。
もう少し雪渓が後退していれば、理想的なランチだった

 もっと開放的な筈だったよね           ▲ ちょっと汚れすぎでしょよ

                 ▲ 再び一ノ倉沢出合に戻って、まったりと時の流れを楽しむことにしよう
                        ▲ 陽射しはあるものの、天然クーラーが気持ちよく
 衝立岩とコップ状岩壁              ▲ 本谷4ルンゼ

 一ノ倉雪渓から流れ出る冷気に身を任せ。
 道に腰掛けて岩壁を眺める無心なひととき。

 写真を頼まれたので、はらっぱが応じると。
 沖縄から来られたMrアイさんと意気投合。
 神奈川出身の彼は往年のクライマーで。
 懐かしい一ノ倉の岩に逢いに来られたのだ。
 同年輩のよしみもあり、その後行動を共にした。

 短い時間に、お互いの身の上を語り合う (^^

 雪渓末端             ▲  読売新聞の記事抜粋6/26)
 グリーン 「一ちゃん」 が来た            ▲ マチガ沢で夏スキー
 沖縄の彼と一緒に           ▲ 西黒沢の穏やかな流れ

公共交通機関を利用して、行方定めぬ懐古の気ままな旅路。
きょうは万座か湯沢の宿か。
結局は何処に泊まったのかを知る由もないが、水上駅まで送ります (^^

その前に、谷川岳インフォメーションセンターを見学したいので。
ご同行をお願いして、内部の展示等を見て回った。

それではアイさん 楽しいひと時をありがとうございました
お気をつけて、良い旅を楽しんでくださいね。
帰宅したのは4時過ぎなのに39℃、伊勢崎ではmax40℃超だって

 谷川岳インフォメーションセンターHP より