2022.09.25 (日)   K2Couple No.0766 

平尾富士
ひらおふじ(長野県)
1,156m
公園の低山で孫連れハイク

コース最大標高差 : 280
コース累積標高差(+) : 315
コース累積標高差(−) : 315
コース沿面距離 : 3.0 km
行動時間 : 3'30"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 浅間山をbackに記念写真を撮って下山する

  6:55 = 藤岡IC/上信越道/佐久平SIC = 7:55 TAIGA 8:258:35 平尾山公園登山口PS

 平尾山公園登山口PS 8:50 ... 9:00 水辺の小径分岐 ... 9:45 四阿 10:00 ... 10:15 平尾富士 【L】 11:15 ...
 11:30 リフトtop 11:45 ... 12:00 竜神池 ... 12:10 忍耐の小径分岐 ... 12:20 平尾山公園登山口PS
 平尾山公園登山口PS 12:25 = 12:35 TAIGA 12:55 = 軽井沢 = R18碓氷峠 = 安中 = 14:20

   平尾富士の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


二週続きの意地悪な週末台風だったが、今回も大雨災害を残した。
幸い内陸地方の被害は少なく、きょうは典型的な秋晴れに恵まれた。

今週は佐久市に住む長男家の孫を連れて、初秋のトレッキングです (^^
前日に連絡すると、4人兄妹♂♂♂♀のうち下の二人が志願した。
三男坊の CRIM君 と末娘の RENREN。

浅間界隈の山を好んで訪問しながら、何気にスル〜していた長男家。
久し振りに顔を合わせるのが楽しみです 

 高崎の空は秋だね〜
 妙義も浅間もスッキリ           ▲ 佐久平PAが見えてきた
 佐久平SICを降りて正面に浅間山           ▲ お迎えに上がりました


 ところが CRIM 君は文化祭の準備があるとかで、結局一番下の姫を連れて三人で佐久市平尾山公園に行きます。
 佐久平ハイウェイオアシス「パラダ」は上信越道から直接行けるスキー場で、グリーンシーズンも楽しめる公園らしい。
 特に子供が楽しめる施設が多い。

 平尾山公園の駐車場からスタートするつもりだったが、登山口の駐車スペースに変更。
 家から10分足らずの場所なのに、スキー以外では誰も行ったことがありません。
 いい機会だからと、今回初めて公園内の平尾富士なる山に登ってみようと思います。

                                ▲ 平尾富士全景

8台くらい置けそうな駐車スペースには、先着車が1台だけ。
歩荷請負人が不参加なので、しこたま詰めた食料を減らすおいちゃん
三人で手分けして、少しずつ担いで行くことにしましょう。
お兄ちゃんがいれば、全部背負って貰えたのにね、残念

車道を少し歩けば、登山口の標識が目に入る。
熊注意 あたし熊に逢いたいよ〜という 変なRENREN

 登山口に近い駐車スペースからスタート              ▲ 登山口標識
 いきなり急登ですね          ▲ 階段のようなハードルのような
 耐え忍ぶ何処にもある山道  熊さ〜ん出ておいで〜と、熊鈴を鳴らすRENRENがトップ

登山口からいきなりの急登僅かで、分岐に出る。
右は忍耐の小径、左は水辺の小径。
迷わず忍耐の小径経由で山頂に至る、反時計回りを選択します。

爽やかな気候だったが、さすがに忍耐の小径では徐々に汗ばんで。
長袖を脱ぎ水分補給する小休止。
ずっと樹林帯なので、直射日光は避けられるが展望は無理

ただひたすら登ることが ...山の楽しみと心得よ
つまんな〜い

 衣類調整
ツリガネニンジン マツヨイグサ ナンテンハギ キバナアキギリ
どんぐりコロコロ アサマヒゴタイ カシワバハグマ


 やがて道は二手に分かれ、平坦な道を進んで行ったはらっぱを呼び戻し。
 多分、尾根通しの道と捲き道に違いないので、展望が望めるかもしれない尾根道を登ることにした。

 尾根道の左下には捲き道が見えて、しかも歩いている人が確認できたので落石厳禁だ。
 登り切れば結果的に平坦に近い尾根道からは、北アの展望が得られた。
 捲き道と合流すると大きなお休み石がいくつも並んでおり、捲き道から登って来たワンコ連れのカップルさんと並んで休憩。
 大きな犬だったが、大人しそうで可愛いワンコが気になる RENREN だった。


 こんな道だけど、たまに遠くの山が見えたりして     ▲ 樹間に覗く小諸市の上に立山と後立山稜線
 じいちゃんとツーショット          ▲ ワンコが気になるRENREN
▲▲ オトコヨウゾメ コマユミ コバノガマズミ
ヤクシソウ 押すと埃が出るホコリタケ へんてこギンリョウソウ属?
こんなん落ちてるよ 頭上にツリバナだ アキノキリンソウ

そこそこの登りやすい斜面を軽快に登る。
調子出て来た
RENREN は最初から調子良く、どんどん行ってしまう。

じいちゃんばあちゃんを気遣いながら、いつも上で待っている。
子供は元気だ。
子供じゃないよ、中学生っ
身長もおばあちゃんを超えるようになって、もう一人前だ。

 パワーみなぎり
 ちょっと待ってくれ〜            ▲ その若さが素晴らしい

四阿で一本立てる。
ここから水辺の小径に通じるしらかばの小径というのがあるらしいが、見るからに荒れて余り利用されていないようだった。

日本神話で、最も美しい女神と言われる木花咲耶姫。このはなさくやひめ
まさに、美人薄命を絵に描いたような女神とも言われます。
咲くを佐久に転じて命名した、佐久市民の森なのでしょう。

 四阿にてドリンク休憩      ▲ ここは木花佐久耶姫の森(市民の森)
 サルノコシカケっぽいよね         ▲ こっちはヒトノコシカケっぽく
                              ▲ じじばば見守り姫

四阿から淡々と登って来たけど、山頂直下の50mはきついぜよ
これで、市民の森の山なのかい。

前方が明るくなって山頂が近い。
おばあちゃんを置いて先に行こうか。
そうしよ そうしよ (^^ 
tumetaihutari
森を抜けると、アザミが咲き乱れ蝶が飛び交う明るい花園だった

 山頂直下の急登にあえぐ元姫              ▲ 先に行ってるよ〜
 ヤマハッカ              ▲ キンミズヒキ
                           ▲ アザミの花園をのぼるおばあちゃん
                     ▲ じじばばを待つ間、山岳展望や箱庭的市街地に見とれる
 山に咲く〇〇ギクは種類が多いけど。
 花は似てるので、葉っぱで見分けるしかない。
 キクの他にも、葉っぱで識別する花はたくさんあります。
ユウガギク リュウノウギク
ノハラアザミ ヒョウモンチョウ アカタテハ モンキチョウ
                        ▲ 少し雲が増えてきた八ヶ岳全景、佐久市街地
                           ▲ 遠く槍穂高連峰が見えると嬉しいね
                            ▲ 爺・鹿島槍から白馬三山まで後立山の雄姿、小諸市街地
 孫娘と一緒で幸せなじっさま          ▲ 北陸新幹線佐久平駅周辺

RENREN は待ちくたびれて下りて来た (^^;
じっさまから双眼鏡を渡されて、興味深く覗き込む RENREN。
山はみな同じに見えるらしく、じっさまが必死に槍ヶ岳を教える (^^;
RENREN は佐久市街地に心当たりがあるらしく、あれだこれだと逆説明。
低山ながら、なかなかの展望が得られて素晴らしい。

山を眺め蝶を追いかけ花の写真を撮って、おもむろに山頂に登る。
反対の浅間側の展望が楽しみ。
山頂広場では、数人のハイカーたちがそれぞれの休日を楽しんでいた。

 さてさて山頂はどんなんかな
                           ▲ 浅間山には細切れの雲が遊んでいた

山頂をスル〜して、真っ先に北の展望に走る。
浅間山がでっかい。
私の家は何処かしら。
双眼鏡で目を凝らしても見つからないようだ、木が邪魔だし

気を取り直して、山頂ベンチでランチにしよう。
展望をおかずに、日常のあれこれを話し合うおばあちゃんと姫 (^^

 知ってる場所が見当たらない             ▲ 私ん家は何処かな
                      ▲ コロナで学級閉鎖になったけど、学校楽しいよ部活も
 秋の陽を浴びてのんびり              ▲ 神社の石灯籠


 山頂には富士浅間神社の参拝所があり、木花咲耶姫が祀られているそうです。
 開けてみたけど、靴を脱がなくてはいけないみたいなので諦める。
 佐久市民に親しまれている里山らしく、登ってくる途中でも毎日登ってるよという方♂にも出会った。

アキノキリンソウ シラヤマギク イヌタデ
ヒヨドリバナ ヤマアジサイ ワレモコウ ヤマハッカ イガイガ

さてさて、帰ることにしましょう。
登りの忍耐の小径から一転、ポコポコ歩きの郷愁の小径です。
ポコポコと言っても滑りやすい粘土質の下りで、滑りっこ祭りだよん

滑ってもこけない (^^

郷愁の小径は特記するべきものもなく。
小広くなったリフトtop では、展望を求めてススキの原を徘徊し。
収穫がないまま、あかまつの小径へ。

 郷愁の意味がよく分からんかった
 岩を祀ってた  ▲ リフトtopは開けていて、何かないかと皆んなで徘徊する

あかまつの小径と言うからには、松茸が生えるのかな。
何気に、そんなこともないように見えるけど。

あかまつの小径も淡々と過ぎて、知らぬ間に水辺の小径に入っていた。
今までの尾根道から沢筋の道へ。
熊注意の絵を見て、またまた熊に逢いたいと思い出す RENREN
あのな〜、動物園かクマ牧場に行きなっ。

竜神池は、パッとしないし絵になりそうもない。
写真も撮らずにスル〜しちゃった (^^;

 あかまつの小径らしい
 プ〜さんとは違うんだってば      ▲ 水辺の小径っぽく、丸太橋で小沢を渡る
 どうしても熊さんに逢いたいよぉ           ▲ 水辺の小径踏破
ウバユリ サラシナショウマ ゲンノショウコ ヤナギタンポポ
ヤマハッカ拡大 ノコンギク シロヨメナ ヒメジョオン


、朝の分岐に出て登山口着、そして駐車スペース着。
 RENREN のおかげで、おしゃべりしながら楽しい里山歩きができたよね。

 何処に寄ることもなく、皆んなが待つ我家へ直帰。
 NANAPI と CRIM君 は学校に行って留守だったので、RENREN に珈琲を淹れてもらって満足の帰宅。
thanks to 姫
 皆んな元気そうで良かった
 ではまた来るね (^^

 軽井沢の紅葉          ▲ 碓氷峠を下り裏妙義の岩塔