2023.03.04 (土)   K2Couple No.0781 .

湯の丸山
ゆのまるやま(群馬県・長野県)
2,101m
残雪期の湯の丸様詣で

コース最大標高差 : 370 m
コース累積標高差(+) : 285 m
コース累積標高差(-) : 395 m
コース沿面距離 : 4.1 km
行動時間 : 4'25"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 湯の丸山頂から烏帽子岳と北ア方面

  7:05 = 藤岡IC/上信越道/小諸IC = 8:30 地蔵峠P

 地蔵峠P 8:45 ... 8:50 第一リフト》 8:55 ... 9:10 東屋 9:25 ... 9:30 ツツジ平鐘分岐 ... 10:50 湯の丸山南峰 【L】 11:40 ... 

 12:15 鐘分岐 ... 12:30 中分岐 ... 12:45 キャンプ場 12:55 ... 13:10 地蔵峠P

 地蔵峠P13:20 = 13:50 野菜屋さん 14:00 = R18碓氷バイパス = 15:30


  湯の丸山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


                    ▲ いつもの場所から、春霞っぽくてクリアーでない妙義山と浅間山
                      ▲ 快晴の浅間連山( 上信越道佐久小諸JCTより )
                           ▲ 浅間サンラインより槍穂高連峰
 地蔵峠に上がる途中から逆光の八ヶ岳、雪が少ない           ▲ 地蔵峠をめざす車列

きょうは天気が良さそうなので、浅間山に来た。
このところすっかり春めきまして、山の中しか雪が見れない。

最近は早出ができない年頃なので、駐車場はほぼ満車状態だった (^^;
スキーヤーに混ざって、第一ロマンスリフト(¥500)に乗りますね。
第一ゲレンデは唯一の上級コースで、ここを登るのは結構しんどいのよ。
優しい係員が老婆を気遣ってくれます
ありがとうございます、登山靴もROWA(ローバ)ですけど。

ツツジ平の平坦道には新雪が積もっていて、キラキラ光が追いかけてきて。
とっても綺麗だった。

 いつもと違う方向へ
                         ▲ きょうはリフトに乗って楽ちんアプローチ
 2年ぶりの湯の丸山       ▲ 新雪が5cmくらい積もってキラキラしてる
                                ▲ 上信越高原国立公園 湯ノ丸高原のそぞろ歩き

東屋で先行者がアイゼンを付けているのを見て、つられた
必要なさそうな雪質だったけど、登り始めたらベンチはないからね。

湯の丸山を正面に。
初夏にはレンゲツツジが咲き乱れるツツジ平を行く。

鐘分岐を過ぎると登りが始まり、ときどき左右の展望が開ける楽しみ。

 鐘分岐           ▲ 改めて八ヶ岳にご挨拶
                        ▲ 先週の榛名富士に続いて、やや薄い富士山
 ヘコヘコ的な登行            ▲ 樹間に南八ヶ岳アップ


 所々にスキーシュプールが交錯しているので、直登を嫌ったおいちゃんがシュプールを追って登り始めた。
 結局合流してきて、登山道のトレースを辿るほうが標高を稼げるし良く踏まれてるので楽だと言う。
 たまたま前を行くメッチェンpartyに付いて登っていたら、トレースが深くて歩きにくくなってしまった。
 知らぬ間に夏道から離れて、シュプールの跡を拾って登っているようだった。
 メッチェンpartyと別れて、藪をものともせず果敢に軌道修正して、夏道通しのトレースに乗る
... 楽ちん (^^

 トレースがおかしいと思いつつ              ▲ 藪からはらっぱ

それにしても藪の深雪は一気に疲れた
休み休み標高を稼ぐことにしよう。

見上げれば木々の梢が白い。
ひょっとして霧氷かと思ったけれど、それは凍った雪の塊だった。
まあ遠目には綺麗だし。
雪山気分を盛り上げてくれる、にくい演出ですね (^^

 後方には、浅間本峰がせり上がり         ▲ 雪の華(よく見ればエビノシッポ)
                       ▲ 先行メッチェンパーティーと並行して最後の登り
                ▲ いつも強風に見舞われる山頂ですが、きょうは何気に穏やかで解放感max

山頂近くになれば、周りの山々もダイナミックに展開し。
それと同時に少し風も出てくる。
しかし、私たちの知ってる湯の丸山頂の風はこんなもんじゃない。

きょうは穏やかすぎて調子狂うよね。
風が吹き荒れる山頂を期待する訳じゃないけど、湯の丸っぽくない
たまにはこんな日もあるんだろう。

 ちょっと四阿山などの写真を撮って             ▲ やっと着いたらしい
                   ▲ 25年前、病み上がりの身体に鞭打って登った思い出の山頂
                                 ▲ 中央アルプス
                                    ▲ 烏帽子岳の上に遥かな槍穂高連峰
                                  ▲ 白馬三山
                        ▲ 岩陰に隠れて小一時間の展望ランチタイム

展望は100点満点じゃないけど、これだけ見えれば言うことはない。
北峰の岩場に行ってランチにしようとするおいちゃん。

もう北峰までは無理だと言うはらっぱ。

途中の岩陰で風を避けて、これ以上ない展望ランチに突入。
うまい具合に、テルモスやカップ麺が岩の隙間にジャストフィット

通りがかりの女性から声が飛ぶ 「先輩、グッドアイデアですね」
褒められたのは嬉しいけど、知らないおばさんから先輩と呼ばれた
そんなに老けて見えたか
...

 紫外線バリバリでちょっと日焼けした           ▲ 超便利な岩棚を有効活用

 浅間に向って帰りまする               ▲ 雪の余韻
 シャクナゲさんの花芽     ▲ 携帯突っついてたら、はらっぱが見えなくなった
 カメを追い越して出迎える     ▲ 帰りは鐘分岐から中分岐経由でキャンプ場へ
 烏帽子道が分岐する中分岐          ▲ フカフカ雪をキャンプ場に下る
                   ▲ 湯の丸山と篭ノ登山に見守られて自然いっぱいのキャンプ場

スキーゲレンデ脇を下るのも嫌なので、中分岐経由とした。
途中で出会った人は十数人くらいだったか。
土曜日の浅間ブル~に恵まれて、楽しい一日を過ごすことができた。

キャンプ場で戯れる若者を眺めながら、まったり最後のドリンク休憩をして。
混雑の駐車場から真っ直ぐ帰途に就いた。

今回の湯の丸山行にあたり、mikko隊の【YAMAPレポ】 を拝読しまして。
コースを丸ごとまねっこしました (^^

 前は篭ノ登、うしろは湯の丸様     ▲ 若い子たちが圧雪ブロックでイグルーを建設中
                          ▲ 浅間サンラインから浅間山をお土産に