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■ 7:45 = R254 = 8:10 下稲沢休憩所P【BF】
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下稲沢休憩所P 8:30 ... 8:35 下稲沢登山口 ... 9:50 ビューポイントVP1 10:00 ... 10:25 P395琴平山 ... 10:30 住吉神社 ... |
10:50 P400 【L】 11:20 ... 12:10 コース最高点 12:20 ... 12:35 岩場 ... 13:00 渡渉 ... 13:25 上稲沢登山口 ... |
13:40 稲聚神社 13:45 ... 14:00 下稲沢休憩所P
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下稲沢休憩所P14:10 = R254 = 14:40 ■ |
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稲沢ハイキングコースの場所
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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足利のアカヤシオか残雪の浅間か、迷っていたら。
珍しくはらっぱからの提案があって、花の里山巡りに決まった。
行先は、最近すっかりご無沙汰の埼玉県です。
埼玉と言っても本庄市は隣町なので、鬼石の桜山より近いし (^^
ハイキングコースと言うくらいだから、ウェストポーチでいんじゃねっ。
NONO けっこうな時間がかかるらしいよ。
ってことで、一応ザック担いでランチ付きということにした。
「稲沢HC開設実行委員会」の尽力によるハイキングコースということで。
トイレ付きで手作り感満載の休憩所や、駐車場も整備されている。
埼玉県 「彩の国みどりの基金」 補助整備事業
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▲ 下稲沢休憩所 |
いつものように、スタートと同時に始まる花撮り作戦。
道案内に従って進めば、可愛い登山届BOX 「お便りポスト」 があります。
少々の協力金を付けて届けを出して、ガイドパンフをいただきました (^^
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▲ 野面積みの石垣が多い |
▲ 集落を抜けてしゃがみっ子 |
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▲ ムラサキハナナ |
▲ アオキ |
▲ アオキ |
▲ ノジスミレ |
▲ ミツマタ |
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▲ クサイチゴ |
▲ シデコブシ |
▲ クサノオウ |
▲ セリバヒエンソウ |
▲ ジュウニヒトエ |
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▲ ニオイタチツボスミレ |
▲ ヒメスミレ |
▲ オオタチツボスミレ |
▲ タチツボスミレ |
▲ ヤマブキ |
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▲ タネツケバナ |
▲ キランソウ |
▲ ニワトコ |
▲ レンギョウ |
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▲ さくらを初め、いろんな花木が満開で美しい |
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春の花が彩る民家が途切れると、
半分は里、半分は山の雰囲気が感じられます。
ピンクや白の多彩な桜花は、これ以上は無理ってくらい咲き誇り、
ついには、そよ風にハラハラと桜吹雪の美しさです。
武士道の鏡として潔く散る桜は、荒ぶる魂を鎮める作法でもあります。
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▲ ピンクや白が青空に映える |
▲ 倖せの黄色いニホンタンポポ |
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車も入れるような広い道なりに山に入ると。
やがて、両脇が竹林になり、花の便りは途切れて鬱蒼とした道です。
そんな道はいつしか傾斜も増して、ハイキング気分は味わえない。
道端に放置されたキャタピラ車を横目に、汗が噴き出す登りで
ハイキングってさ、高原や丘をスキップで行くイメージなんだけど ...
ここのコースは若干ハードver。
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▲ 鬱蒼とした竹林に入り |
▲ 結構な急登にグレる |
登りきると、目を疑うような空間が突然現れる。
陰湿な竹林を抜けて、いきなりこの春爛漫な極楽浄土的景観は何なんだ
お花いっぱいのくつろぎエリアを造成して、稲沢ハイキングコースの目玉イベント会場を計画しているのかもしれない。
一人の男性が、小型のキャタピラ車を押して作業していた。
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▲ 突然の極楽浄土に目がテン |
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▲ 建機を並べて造成中 |
▲ はらっぱの好きそうな尾根やね〜 |
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▲ ヤマザクラも全開 |
▲ VP1:噂では赤城山、男体山などが見えるらしい |
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▲ ヤマツツジが咲きそうだ |
▲ よく見ればあっちにもこっちにも咲いてた |
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造成地を廻り込んで、稜線上の小高いピークがVP1(ビューポイント1)。
ヤマザクラや真っ赤なヤマツツジが咲いて、春を演出している。
造成地越しに、北は赤城や男体山から筑波山まで見えるという。
きょうは駄目ですね〜。
最近多いような気がするボケ天気です。
ちょっと下って、もう2コブ越えればP395琴平山に到達する筈だ。
この辺りも歩きやすい道ながら、楽しみは特にない。
次のビューポイントも、期待しない方が良さそうだ (^^;
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▲ ハイキングコースの案内だらけ |
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▲ VP2:P395琴平山にとうちゃこ |
▲ 摩利支天大神と住吉大明神石碑 |
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VP2:やっぱり期待しなくて良かった (^^
眼下にソーラーパネルが所狭しと並んでいるだけで、あとは本庄市街地。
二人とも一瞥してスル〜。
琴平山から稜線を南に外してちょっと下れば、住吉神社の裏手に出る。
寂れた感じは否めないが、正面に廻って写真にすると立派な佇まいです。
隆盛を極めた昔を懐かしむ人も多いだろう。
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▲ 噂では赤城や榛名、西上州が見えるらしい |
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▲ 寂れようとも毅然と佇む住吉神社奥社 |
住吉神社から主稜線に復帰し、1コブ越えて2コブ目のVP3:P400をめざす。
コース全体を通して歩きやすい道で、特にこの辺りは新緑も萌え萌えでハイキング気分に浸れる区間ではあった。
石ころや岩の類はないし、柔らかい土の感触が良い。
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▲ ハイキング気分を味わう |
▲ ウグイスカグラも咲いてたし |
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P400に登り上げる手前で、男坂と女坂に分岐する。
登山道の男坂女坂は生物学的な扱いで、社会学的な差別ではない。
最近は、こんなことにも気を配らなくてはならない時代です。
標高差は20mくらいの登りなので、どっちみちどうってことはないけど。
はらっぱは、いつの間にか女坂に入っている (^^
だって、女ですもの
おいちゃんも付いてきた。
だって ... ヒモですもん
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▲ P400の下で、男坂女坂の選択 |
VP3:P400峰はお客さん対応のベンチ等があるし、時間的にもランチ休憩のタイミングなので座って寛ぐことにする。
その前に展望を一応確認。
北方面は全滅、南方面はめちゃくちゃ目を凝らして武甲山を同定した (^^
そこへ、ぐんまちゃんをザックに付けた女性が登って来たので声掛けしました。 ぐんまちゃん付き女性
ぐんまちゃんを連れてどちらから?
高崎です〜
私たちと同じやね〜
これだけでも何気に盛り上がって楽しい
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▲ VP3:P400ビューポイント |
▲ ヤマツツジ&ミツバツツジ |
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▲ 気合で武甲山を写した |
▲ ガ〜っと下って、この先の杉林を登り返します |
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食事が済んだけど他にすることがないっ。
行くか。
大きく下って3コブ登り返せば、本日の無名最高点VP4です。
山頂のベンチには2組の先客あり。 辿って来た稜線は確認できたが、遠くの山はもちろん見えなかった。
他を圧して鎮座する級長戸邉命 しなとべのみこと の石碑。
稲作に欠かせない風雨をもたらすように、「風の神」が祀られた
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▲ ハイキングコース最高所にあった石碑 |
▲ VP4:辿った尾根と本庄市街地 |
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▲ ルンルン下りも最初だけ |
▲ 西上州御荷鉾山の手前に桜山が見える |
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▲ ミツバツツジと仲良しで |
▲ コース中唯一の岩場 |
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▲ 岩場から下は、ハイキングとは思えない急斜面 |
▲ 所々にお助けロープもある |
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岩場から沢に下るまで、本格的な山下りだった。
ハイキングコースと侮ったが、小刻みなアップダウンが多いし。
急斜面はそれなりにハイキングっぽくなく、山登りの範疇ではある。
沢に下りてから集落に戻るまで、沢沿いの花に相手をしてもらった。
ニリンソウは葉っぱだけで花はまだ。
ウグイス君が気合を入れて春を謳歌していた
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▲ 沢に下りて再びの花探し |
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▲ モミジイチゴ |
▲ ミツバツツジ |
▲ ヤマエンゴサク |
▲ コクサギ |
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▲ アリアケスミレ |
▲ タネツケバナ |
▲ カテンソウ |
▲ ムラサキサギゴケ |
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▲ サワハコベ |
▲ カキドオシ |
▲ イヌナズナ |
▲ キランソウ |
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▲ ツクシ |
▲ オオイヌノフグリ |
▲ ホトケノザ |
▲ ムラサキケマン |
▲ 集落に着地 |
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集落に下りてから、全く人の姿がないままにブラブラ歩く。
TV番組でよく見るような、誰もいない山村風景だ。
本庄市街地からちょっと入っただけで、こんな静かな場所があるなんて
気温も、市街地に比べて3℃くらい低いらしい。( 畑の草取りおじ様見っけ )
山中から集落まで、何と石碑の多かったことか。
信仰に頼らざるを得ない昔の人々の生活に、思いを馳せる一日だった。
きょうは4月1日、エイプリルフールちっくなハイキングは楽しかった。
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▲ 民家の前に御嶽山大神 |
▲ 稲沢古民家木村邸(養蚕農家) |
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▲ 桃源郷 |
▲ 誰かいませんか〜 |
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▲ 山村の守り神 |
▲ 稲聚神社/丹生神社 |
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▲ 美しきかな、長閑な山村の春 |
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▲ 帰り道の小山川堤こだま千本桜はスル〜 |
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