2023.03.25 (土)   K2Couple No.0783 .

妙義 さくらの里
さくらのさと(群馬県)
725m
幻想の妙義にハナネコノメの霧が降る

コース最大標高差 : 180
コース累積標高差(+) : 220
コース累積標高差(−) : 220
コース沿面距離 : 2.3 km
行動時間 : 2'15"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です ▲ ちょっと遅かったハナネコ街道
  8:00 = 富岡 = 9:05 中之嶽神社p 9:20 = 9:30 さくらの里P
 さくらの里P 9:45 ... 9:50 一本杉 9:55 ... 10:35 折返し ... 11:10 一本杉 ... 11:15 さくらの里P 【L】
 さくらの里P12:10 = 12:20 金鶏橋PS

 金鶏橋PS 12:20 ... 12:45 大人場 12:50 ... 13:05 金鶏橋PS

 金鶏橋PS 13:15 = 13:20 妙義神社散策 13:45 = 富岡 = 14:40 七輿山古墳(桜)15:25 = 15:40

  さくらの里の場所


季節は足早に進んで目まぐるしい日々。
毎年恒例になっているハナネコノメも、旬の時期を通り過ぎる勢いだ。
残念ながら、明日も明後日も悲しい雨予報なのよ。
たとえ雨が降ろうが槍が降ろうが、行く気になっているおいちゃん

そして今朝、目覚めればやっぱり細かい雨が降っていた。
下仁田方面は晴れてんじゃねっ。
そんなことを信じる訳ではないけど、付き合うはらっぱです

とりあえず金鶏橋からさくらの里まで、いつものルートで。
きょうは雨につき、お友達を誘っていないので、自ずとピストンです (^^

 雨に煙る妙義山
 桜に飾られる岩峰群       ▲ さくらの里以外はソメイヨシノ満開だよね

とにかく中之嶽神社まで行って、山の様子を確かめることにした。
当然ガスガスの景色なのは織り込み済みながら、やっぱりという感じ。
しかも雨足は強まったような (^^;

金鶏橋からのピストンはあっさり諦めて、さくらの里からのピストンにする。
ハナネコさんに逢えれば大願成就、そこで切り上げて来ればよい。
要するに、気まぐれ隊。

一先ず中之嶽駐車場から下に見えた桜広場に下りて
景気づけに桜を鑑賞してから、さくらの里に下る。

 中之嶽神社駐車場はひっそり
 駐車場下の桜広場                 ▲ キブシ
                      ▲ 期待も空しく雨は上がらなかったので、精一杯の景気づけ


 さくらの里に駐車して、ここをベースに気が済むまで下って、気が済んだら速攻引き上げる態勢でスタートする。
 結構雨が降ってきたので、さくらの里広場のきのこ館の軒下で靴を履き替え、着るものを着て、おいちゃんは傘さして。
 はらっぱは杖がないと歩けないので、傘を持つ手が余ってない (^^
 で、カッパだけで歩く
                              
妙義ハナネコの過去記録  【 2020 】 【 2021 】 【 2022 】

                      ▲ 静まり返ったさくらの里駐車場をきょうの拠点にする

一本杉までチョンボ道を登り、ちょっと花など愛でて沢に下って行く。
木段の横木はツルツル滑ったが、妙義の岩は滑らないので安心だ。

落ち葉のラッセルを楽しみながら、ハナネコさんの登場を心待ちに。
下の沢は霧の中にぼんやりしていた。
こんな歩きも何気に楽しい。
何処行っても人に会わないし。

 一本杉          ▲ 落ち葉が堆積した道を下ります
黄色が彩やかなダンコウバイ ハナネコノメ登場
                          ▲ ハナネコノメさん♪ 逢いに来たよ
 ちょっと旬の時期を逸して        ▲ 赤い葯が落ちてしまったものも多い
 だから赤い葯付きの可愛い花を狙う      ▲ ビショビショ帽子を脱いだら、頭が濡れるよ
 葯は赤から黄色へ 髪の毛は黒から白へ  ハナネコ街道はしばらく続く

ハナネコノメ 可愛い

 もう少し下りてみて撤収かな                  ▲ また来年来るからね〜
                                     ▲ 岩と落ち葉に霧が降る

雨降りの花撮りって、手が足りない。
這いつくばる訳にも行かず、無理な体制で足がプルプル。
下向くと、気合を入れた老眼鏡はずれるし帽子は雨の重みで脱げるし。

そんな悪条件下で撮った写真は、結果的にピンボケが多かった
明るさが足りないのも原因だね。
でも、しっかり目に焼き付けてきたから許そう。

 一本杉に戻ってきた
アブラチャン エイザンスミレ 金鶏山稜線から下る

さくらの里に戻って、
咲いてない桜を見下ろして。
( 雨や霧で全然見えなかったけど )
テラスでランチにする。
周辺では咲いてるのに、何でさくらの里だけ開花が遅いんだろう

管理事務所は出入り自由で、話し声もするけど姿は見せない。
食後は中に入って、展示写真を見たりして好きなように過ごした。

もちろん外には人影がなく。
ゴーストタウンちっくな 「さくらの里」 でした。

 さくらの里も雨
エイザンスミレ  カキドオシ ソメイヨシノは完全蕾で コスミレ
 管理事務所のテラスでランチにした        ▲ 桜はまだまだ全然咲いてない様子
 これは河津桜ですね                 ▲ アセビ


 帰る前に、やっぱり金鶏橋付近の花が気になるはらっぱ。
 金鶏橋から大人場までちょっと足を伸ばして、確認していこうか。
 そうしよ そうしよ (^^

 金鶏橋パーキングスペース    ▲ ちょっと花探しに行ってみよう(金鶏橋登山口)
 これはモミジイチゴ           ▲ いつもの場所にシュンラン
コクサギ エイザンスミレ タチツボスミレ
 大人場へ               ▲ そのまんま
 しゃがんでなんぼ              ▲ ツチグリだらけ
 花が少ないな〜            ▲ 大人場に着いちゃった
 周辺をちょっと花偵察          ▲ あまり咲いてなかった、帰ろっ
ヒトリシズカ  白いエイザンスミレ アブラチャン 雨でやる気のないカタクリ

                              ▲ 参道の見事な枝垂れ桜
 神社でもお客様は少なく            ▲ 貸切同然
                             総門を見上げるミツバツツジ

せっかくだから妙義神社に寄ることに。
赤門から入って参道に出ると、枝垂れ桜が満開だった。

総門から上に果てしない石段が続き、その先に本殿を望むことができる。
遠すぎて戦意喪失 
総門でお賽銭上げて、心を込めた参拝をして帰ればいいよ。
御意

 妙義神社総門(国指定重文)              ▲ 枝垂れ桜
 妙義神社赤門 紅白の椿でめでたい ミツマタ


 雨も小降りになったし時間的にも早いから、今まさに咲き誇る七輿山の桜を見物して帰ろう。

 快調に富岡市内を走っているときに。
 「痛い」 と言ってはらっぱが右手指を開いたり叩いたりしながら、パニくって大騒ぎが始まった
 運転しながら脇見もしにくく、その尋常でない様子をただただ気遣うおいちゃんだけど、どうにもしようがない。

 何が起きたのか分からないはらっぱ。右手の指の間に虫が張り付いていて、払っても払っても取れないので ギャ〜
 悪戦苦闘の末、赤黒い虫が取れたら血が流れてきた。
 ギャ〜 血がが出てきた〜。
 ムシはヤマビルのようだったので、ウェストポーチの中をかき回して 「ムヒだムヒムヒ、ムシにはムヒしかない

 その騒動のまま時は流れて ... 藤岡七輿山古墳に着いた。
 はらっぱがトイレに駆け込んでいる間に、おいちゃんは足元のシートを剥がして行方不明のヤマビル探しをしていた。
 まだ動いていたのでうまく見つかったらしく、写真を撮ったりしている。
( 趣味悪いし )
 血にまみれたはらっぱの指と、その血を吸ったヤマビルの写真を見比べて興味深くネットで調べたりしているおいちゃん。
 間違ってもその写真、REPOアップしないでよね  最高にグロテスクで気持ち悪いから。
 へ〜い。

 そんな騒ぎを引きづって、古墳の美しい桜を見て廻ったのでした。
 ハナネコ街道を歩いて、妙義神社に参拝し、ヒル騒ぎのあと桜鑑賞で締める
... とっても楽しい一日だった

                                   ▲ 桜満載の七輿山古墳
                          ▲ 雨でも健気に咲くソメイヨシノの美しさ
                            ▲ 「サクラサク」 吉報が届いた

七輿山古墳にも細かい雨が降っていた。
春の霧雨だし桜の木の下なので、気にもならない雨だった。

青空の桜ではないのが残念だが、2023の桜として記憶されるだろう。
風も少し出てきて、肌寒い古墳上のひとときだった (^^
もうじき新年度がスタートする。

はたして、どんな年になるのだろうか。
我が家は? 日本は? アジアは? 世界情勢は?

 日本人のこころ           ▲ 本日最後の登りです