2023.05.04 (木)   K2Couple No.0789 

飯盛山
めしもりやま(長野県)
1,643m
平沢地区からニリンソウに癒されて

コース最大標高差 : 415
コース累積標高差(+) : 440
コース累積標高差(−) : 440
コース沿面距離 : 6.1 km
行動時間 : 3'50"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  清里ルートから飯盛山へ

 三日月山荘 6:00 = 6:25 千ヶ滝P 6:40 = 6:50 ロッヂ飯盛山P

 ロッヂ飯盛山P7:00 ... 8:10 林道終点 8:20 ... 9:00 飯盛山 コル 【L】 9:40 ... 10:00 林道終点 ... 10:50 ロッ飯盛山P

 ロッ飯盛山P10:55 = 11:05 千ヶ滝P11:20 = 八千穂高原IC/中部横断道/佐久臼田IC = 内山峠 = 13:50


飯盛山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)



 山荘の朝はキジの鳴き声から始まります、近くに住んでいるみたいですね。
 今朝は昨日より暖かだったのですが、霜が降りたようでベランダも車の屋根もびっしょり濡れていました。
 きょうは近くの山なので、ゆっくり朝食を食べて出発します。
 三日月シェフが用意してくれたのは、トーストにポテトサラダを載せて、贅沢なモーニングコーヒー
 至れり尽くせり (^^


                             ▲ 標高900m 二日目の朝

二日目の山は飯盛山。
前田さんが昨年登り、花三昧だったという平沢地区からの清里ルートです。

きょうは現地解散日なので、それぞれの車でコンビニに寄りまして。
先ずは千ヶ滝最寄りのニリンソウ群生地に寄りましたが、花はお目覚め前。
ここに1台デポして、2台で三日月さん御用達のロッヂ飯盛山へ。
お花満載の素敵な喫茶&宿泊施設でした。
駐車場から南ア北岳・間ノ岳の稜線が見えていました (^^

このコースは平沢峠からの稜線歩きに比べて、花が多く人が少ない穴場。
予報は好転して、きょうも素晴らしい天気です (^^

 エキゾチックなロッヂ飯盛山
 ロッヂ裏手の広い駐車場(¥500)                ▲ オキナグサ

明日は5月5日の子供の日
鯉のぼりが、権現岳の前で一生懸命泳いでいました。

広島カープ頑張ってよ (^^

登山道は地味ですが、足元の花は多彩で飽きることはありません。
ここにもニリンソウはいっぱいありましたが、まだお目覚め前で。
下山時が楽しみです。

 民家の鯉のぼりと権現岳     ▲ 展望には恵まれない地味な登山道ですが
オキナグサ ラショウモンカズラ ムラサキケマン
タチツボスミレ ハルザキヤマガラシ マルバスミレ クロモジ
ニッコウネコノメ エイザンスミレ モミジイチゴ ウグイスカグラ
クリンユキフデ エンレイソウ ヒゲネワチガイソウ アカフタチツボスミレ
アケボノスミレ マルバコンロンソウ ニオイタチツボスミレ イカリソウ
眠たいニリンソウ ヒトリシズカ バライチゴ
 林道終点の広場      ▲ 東屋の前でお年寄りが二人休んでいた


 距離的に中間点になると樹林帯からひょっこり抜けて、林道終点の広場に出ました。
 あっ ここ覚えてる、あの時は何やら工事中で東屋は柵で囲ってあったような。
【REPO】
 しばしまったり休憩して、後半の登りに備えましょう。
 平沢峠からのメジャーなコースと比べたら、静かなことこの上ない素晴らしいコースです。
 所々で木の間に富士山や南アを望むことができます。


ご多聞に漏れず鹿柵を潜って、やがて土留めの木段が歩きにくいです。
足に負担がかかるので、これだけは不人気でしょうね。

登山道の植生も笹ヤブが主体になり、足元の花はめっきり少なく。
サクラ等を励みに、ただただトップを追いかけます。
殊勝にも、いつものようなカメ歩きは返上です

標高日本一の富士山と第二北岳にほれぼれ。
ただ富士山は、昨日と同じように少しクリアさに欠けています。
気温が上がっているせいでしょう。

 ハードル競技ちっくで
 日本第二の標高、南ア北岳 3193m          ▲ 長野県でヤマナシの木
ヤマナシ エゾノコリンゴ ピンキーなエイザンスミレ 見えて嬉しい富士の山
ミツバツチグリ ニョイスミレ クサボケ マキノスミレ
                         ▲ ジャ〜ン 富士山(手前は 茅ヶ岳、金ヶ岳)
チョウジザクラ 落葉松新芽 フデリンドウ 鹿の足跡
 サクラ咲いて満開              ▲ チョウジザクラ
                          ▲ 高い木がなくなり、懐かしい南アの峰
 コルにとうちゃこ            ▲ 最後まで木段地獄
 南アと八ツの間に中央アルプス           ▲ 男山と天狗山の間に御座山
                    ▲ TUWVOB山行以来、同期で登るのは6年ぶり 【REPO】


 360゜展望の山頂で記念写真を撮ってからコルに下りて、広いスペースで開放的なランチ休憩です。
 富士山はもちろん、八ヶ岳、南アを眼の前にして、コンビニランチを囲む充実したひととき。
 二日間に渡り皆んなに連れられて一生懸命歩けたことが嬉しく、ここまで登れたことに感謝しかありません
 心も空も、最近になく真っ青々でした (^^

 超開放的な展望を前に          ▲ さて名残惜しいけど撤収です
メンバー入替 飛んでった タンポポ寸足らず アカネスミレ


 きょうは千葉まで帰らなくちゃ行けないメンバーがいるので、ちょっと早いけど撤収しましょう。
 ピストンにつき帰りも同じルートですが、途中のニリンソウたちが大合唱で待っているに違いない (^^
 すぐ行くからね〜。

 沢の音が聞こえてくると、ニリンソウの群生地が近い。
 そして、見事に全員起きていましたよ (^^
 ここのニリンソウは花びらの数が多い花がいっぱいありましたよ、5枚は普通で7枚とか8枚とか10枚とかあって


                               ▲ 全員咲いてました
 ニリンソウは沢沿いが似合う          ▲ あんた10枚も豪勢な
                            ▲ この何十倍も咲いてたよね
 キリっと二輪             ▲ 恥じらいのピンク

この季節、ニリンソウの可愛い花は欠かせません。
この山梨遠征を飾るに相応しい花園でした。
では、ニリンソウソウさん また何処かで (^^ ありがとう。

山行のフィナーレは、甲斐駒と八ヶ岳に迎えらる贅沢。
晴天に恵まれ友に恵まれ、楽しい二日間の山旅でした。
早くも来年のことが頭をかすめますが、鬼に笑われるので封印

 南ア甲斐駒に向かってお疲れさん         ▲ そして八ヶ岳に向かってただいま〜

 千ヶ滝に戻りデポ車を回収して、前田さん♂♀とはここでお別れです。
 ありがとうございました。気を付けて帰ってね

 別のニリンソウ群生地を三日月さんと確認して、全日程滞りなく終了です。
 三日月さん  今年もわがままを聞いてもらってありがとうございました。
 元気でね〜。
byebye Mr.moon

              ▲ 三日月さんと一緒に、ニリンソウの群生地を確認して、今年はここでお別れです