|
高峯山の場所
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
|
|
|
|
先週の状況をそのままコピーしたように、台風に刺激された前線の雨 (^^;
群馬は曇りながら、浅間界隈は午前中限定で青空が期待できるらしい。
そんな時は、花の百名山を彷徨う企画がピッタシ。
きょうのターゲットは、アズマシャクナゲとハクサンイチゲ。
県内はどん曇り。関東甲信地方は一昨日に入梅宣言あり
上信越道で西に行けば行くほど、雲が重く垂れ込めている。
これは折り込み済みです。
県境の八風山トンネルを堺に、薄雲に青空です (^^
浅間連山はもちろん、八ヶ岳も見える。
|
▲ 上信越道 碓氷橋 |
|
|
|
▲ グリーンロードからめざす浅間山 |
|
|
佐久ICで降りて、グリーンロードで一直線。
浅間サンラインを経由して、チェリーパークラインで車坂峠に駆け上がる。
車坂峠の手前道路脇にある、プチ植物園に寄ってお花見前哨戦です。
ここは、上信越 ... 云々という、長い名前の高山植物園。
今は、サラサドウダンとレンゲツツジが花盛りで。
足元には数種の花が咲く、林間のちょっと怪し気なエリアです。
クマ出没注意のデカい看板が、一番目立ってたけど (^^;
|
▲ 上信越高原国立公園浅間連峰 高峰高原高山植物園 |
▲ 如何にも熊が出そうな植物園 |
|
|
|
|
▲ サラサドウダン |
▲ レンゲツツジは群馬県の県花なんですけど |
|
|
|
|
|
|
|
▲ ツマトリソウ |
▲ マイヅルソウ |
▲ ミツバツチグリ |
|
|
|
|
|
|
▲ コイワカガミ |
▲ ニガイチゴ |
▲ ミヤマガマズミ |
|
|
|
|
|
|
|
▲ シロバナヘビイチゴ |
▲ サラサドウダン |
▲▲ レンゲツツジ |
|
|
|
|
いつも車を置かせてもらっている高峰高原ホテル。
きょうは閑散として先客1台きりで、しかも玄関入口が施錠されていた。
まさか、廃業か
ホテル裏の公衆トイレ棟は、綺麗に管理されて利用可。
暑くもなく寒くもなく、完全に青空が広がってきそうな勢いです。
陽射しも柔らかく、やっと感じられるような微風が心地良い花撮り日和。
|
▲ 高峰高原ホテルは閉まっていた |
|
|
|
|
▲ キセキレイがチョロチョロしてた |
▲ ホテル裏から湯の丸高峰林道に下りて花探し |
|
|
|
|
|
|
|
▲ アコウキンポウゲ |
▲ フデリンドウ |
▲ スズラン早く咲きな |
|
|
|
|
|
|
|
▲▲▲▲ 毎年この時期のゲレンデはショウジョウバカマで埋め尽くされる |
|
|
|
▲ 雨にも負けずに咲き乱れ過ぎて、ちょっとお疲れ気味のショウジョウバカマたち |
|
|
▲ 篭ノ登山の前で花撮りに励む |
今年は例年に比べて花が早いように思っていたが、このエリアに限っては例年より遅いようです。
スズランは開いている花が全然なく、全体的にスロースタート。
ゲレンデを埋め尽くすショウジョウバカマの群生は、数日前の大雨に打ちのめされたのでしょうが。
お疲れ気味を漂わせる中にも、元気いっぱいの咲きっぷりだった。
このあとは、徐々にヤナギランやニッコウキスゲの群落が出現する。
ウグイスやカッコウの鳴き声が聞こえると、長閑~な感じです。
歩きも ... のどか~な感じで (^^
|
|
|
▲ 高原の清々しい風が心地よく |
▲ 冬季にはASAMA2000スキー場になるエリア |
|
|
|
|
|
|
|
|
▲ タンポポにモンキチョウ |
▲ タンポポと篭ノ登山稜線 |
▲ ウスノキ |
▲ ヤマガラシがいっぱい咲いてる道 |
|
|
|
|
|
|
|
▲ いつもの場所のコイワカガミ |
▲ コヨウラクツツジ |
▲ 何処に何が咲くか知ってる人 |
▲ ムシカリは終り |
|
|
|
高峯山を周回する場合、何気に最近は高峰温泉側から入って車坂峠に下りることが多い。
途中の合流地点粒ヶ平まで、車坂峠(高峰高原ホテル)からより高峰温泉からの方が 30m ほど標高差がプラスされる。
車坂峠から高峰温泉登山口に行くには、林道を 30m下ることになるから。
いきなり登り始める車坂峠ルートより、標高差が大きくても林道の下りから始まる方がウォーミングアップになるからかな。
そこまで深く考えてないだろうけどね。たった30mだし
|
|
|
▲ 高峰温泉手前の登山口 |
▲ 樹林帯はハルゼミの大合唱 |
|
|
|
|
▲ キツイ登りではありませんが |
▲ おいちゃん調子悪く立ち止まってばっか |
|
|
|
|
|
|
|
|
▲ あっちもこっちもミツバオウレンだらけ |
▲▲ ヒメタケシマランの撮影に手間取る |
▲ ツバメオモト |
|
|
|
|
|
|
|
▲ シロバナエンレイソウ |
▲ シロバナヘビイチゴ |
▲ ヒメイチゲ |
▲ その種 |
|
|
|
|
楽しみにしていたツバメオモトは、1輪だけうなだれて咲いてた。
が、あとは全然。
以前はあんなに咲いてたのに、今年は季節が遅れているということか。
周回分岐の粒ヶ平直前になると、シャクナゲの花が姿を見せ始める。
アズマシャクナゲが満開っぽく、むしろ遅きに失した感もあるかな。
でも、綺麗だった。
|
▲ アズマシャクナゲが出てきた |
|
|
|
|
▲▲ 周回分岐の粒ヶ平 |
|
|
|
|
|
いよいよ、シャクナゲの谷を見下ろすエリアに着いた。
もちろん蕾もあるが、ほぼ咲き揃っている感じです。
篭ノ登山水ノ塔山に源流を発する深沢川。
かつては深沢川沿いに、高峰温泉に達する登山道があった。
その深沢川の深い谷に落ち込む斜面に、シャクナゲは群生している。
大規模な群生地である。
今はアズマシャクナゲ真っ盛りだが、遅れてハクサンシャクナゲも咲く。
その頃は高山植物も咲き揃っていることだろう。
|
▲ シャクナゲ群生地の始まり |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▲▲▲▲▲ シャクナゲの谷 |
|
|
|
|
▲ 浅間黒斑山も青空になった |
▲ 高峯山に向かいましょう |
|
|
|
地形図上の最高点P2106 を越えて、少し下ったところが高峯山頂。
山頂の大きなシンボル岩に突き当り、ここが本日の終着駅です。
大岩の手前にもハクサンイチゲが咲いている筈だけど、株が無かった。
岩間の狭い空間に、これでもかってハクサンイチゲの揃い咲き。
細心の注意を払って岩を渡り、写真に収めるのだった。
いつまでもずっと咲いてて欲しいハクサンイチゲの花。
|
▲ 岩場に咲く孤高のハクサンイチゲ |
▲ 岩の隙間にビッシリ |
|
|
|
▲ 押すな押すな状態で仲良く |
|
|
|
▲ 山頂標識はいつもスル~ |
▲ イワハタザオも必至に咲く |
|
|
|
|
|
|
|
▲ おっぴらけのズミ |
▲ 岩間で竹の子ランチ |
|
|
|
生憎山頂から望む景色は皆無なので、高峯神社の祠にご挨拶して。
「いつも下からパンパンじゃ神様まで遠い」 と独り言のおいちゃん。
近くからお参りして来いって、はらっぱが派遣された (^^;
近くから、ピースして ありがたく二拍手。
そのあとは食い気しかなく、いつものメニューで山ごはん。
暑くもなく寒くもない山頂で、至福の時間を過ごした。
|
▲ 高峯神社は小諸大室神社の奥宮だって |
▲ ランチが済めば帰るし |
|
|
|
|
▲ 帰るころには曇り空でも絶好調 |
▲ 晩生のムシカリさん |
|
|
|
▲ ここはいつでもオールシーズン気持ちよく歩ける道( 積雪期は特に良い ) |
|
|
▲ 往路と同じように、シャクナゲ群生地をウロウロして帰る |
|
|
|
|
|
|
|
▲ ミツバオウレンだらけ |
▲ タカトウダイ |
▲ 帰りもシャクナゲ祭り |
▲ ミツバツチグリ |
|
|
|
|
▲ もうプクマンでしゅ |
▲ 粒ヶ平分岐から車坂峠へ周回下山します |
|
|
|
|
▲ ミヤマハンショウヅルの蔓はいっぱい見つけた |
▲ 秘密の場所にツガザクラ |
|
|
|
|
|
|
|
|
▲ ガクウラジロヨウラク |
▲ ミヤマハンショウヅル |
▲ 地を這うズミ |
▲ ツガザクラ |
|
|
|
粒ヶ平分岐から展望台までは、少々のアップダウンを交えて。
ほぼ平坦で、しかも花の期待が持てるルートです。
ハクサンイチゲ等が随所で迎えてくれたし。
最後の休憩地はベンチ付き、展望台でドリンク休憩。
前半は天気に恵まれ青空も覗いたが、遠望するほど恵まれなかった (^^;
期待の花は、そこそこ楽しめた。
高峯山は初心者向きで登りやすく、お気に入りの山ではある。
積雪期6回、花の6,7月は今回が11回目を数える。
これからも宜しくお願いいたします。
|
▲ 展望台にとうちゃこ |
|
|
|
|
|
|
|
|
▲ レンゲツツジ |
▲ ハクサンイチゲお愛想咲き |
▲ ニッコウキスゲ準備中 |
▲ キアゲハ参上 |
|
|
|
▲ 台風の影響を心配した一日、でも最高の山日和に恵まれて良かった |
|
|
|
|
|
|
|
▲ スギゴケ |
▲ V字サインのミツバツチグリ |
▲ 高峯神社鳥居 |
▲ 高峰高原ホテルは営業してた |
|
|
|
▲ 碓氷バイパスを下って、松井田町から裏妙義の岩峰群 |
出掛けのトラブル ...
朝食用にと思って、美味しい セットを二人分用意した。
ところが、セットが一人分無くなっていたので、仕方なく一人分を二人で分けて食べた。
確かに二人分、玄関から持って出た筈なのに変だな
帰って荷物を下ろしていたら、庭の芝生の上にちゃっかり転がっていた おむすびコロリンすっとんとん (^^
仕方なく二人で分けて食べた
|
|
|
|