2023.06.04 (日)   K2Couple No.0792 .

榛名湖
はるなこ(群馬県)
1,085m
COVID19ワクチン打って、 榛名へ

コース最大標高差 : 30
コース累積標高差(+) : 45
コース累積標高差(−) : 45
コース距離 : 4.5 km
行動時間 : 3'20"

* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です

 沼の原から榛名富士

  9:25 = 箕郷 = 七曲峠通行止め = 松之沢峠 = 10:45 沼の原P(県営グランド)

 沼の原P11:05 ... ゆうすげの道 ... 11:55 車道クロス ... 12:25 榛名山RW高原駅 12:35 ...

 12:45 みちほちゃん 湖岸 【L】 かんたろう馬車 13:40 ... 14:00 沼の原 【花探し】 14:15 ... 14:25 沼の原P
 沼の原P14:30 = 松之沢峠 = 15:30



 台風2号に刺激された前線の影響で、日本列島南岸沿いに発生した線状降水帯による大雨被害が各地から報告された。
 内陸部の高崎ではそれ程の雨ではなかったが、さすがに土曜日に出掛ける気にならなかった。
 それに土曜日は、もともとコロナワクチン6回目の接種を二人で受けたので、おとなしくせざるを得ない (^^

 一夜明けてワクチンの副反応もなさそうだし、台風一過の青空に誘われて近くの榛名山に行ってみることにした。
 休養日としてのんびり過ごすつもりでいたので、何気にぐずぐずしてスタートが遅くなった。
 榛名の何処へ行くかは決めていないが、楽ちんな沼の平辺りで徘徊するくらいのことだろう (^^


                            ▲ 榛名山(高崎市並榎町より)


 最近の榛名入りは市内箕郷から七曲峠越えと決めているが、きょうはいきなり全面通行止めになっており。
 いったん山中の迂回路をクネクネ下って、改めて松之沢峠に上り返す。
 途中の黒岩クライミングゲレンデ周辺には、クライマーの車がいっぱい停まっていた。
 県営グランドの駐車場に入ったのが11時近かったので、珍しく満車近い盛況ぶりだ。


 榛名山七曲峠は通行止             ▲ 県営グランド駐車場

沼の原は枯れ野原で、花の時季には全然早過ぎたようだ。
でも、吹く風は高崎より快適。
( ここも高崎市内だけど )
広い原っぱを歩くのは気持ちが良い。

何処か花の咲いてるコースはないかな。
ないっ。
何処か行きたいところありますか   ないっ。

運動がてら、原っぱを横断して取って返し、榛名湖にでも行ってみるか。
そうしよ そうしよ (^^

 目立っていたのはウマノアシガタだけ
ミミナグサ タチイヌノフグリ ハルジオン
コウライテンナンショウ ヤマハタザオ ウマノアシガタ レンゲツツジ
ヤマツツジ ミツバツチグリ スミレ チシオスミレ
 紅すぎるでしょヤマツツジ     ▲ こんな時期でも、たまに歩いている人と出会う
                            ▲ 相馬山に登る元気はないっ

足元の花は、探しても殆んどないけど。
ヤマツツジの株が点々と、冬枯れの原っぱを飾っている。
レンゲツツジのオレンジも咲き始めです。

ここは榛名中央火口丘の一角なので、遠望は望むべくもないが。
原を取り巻く山々は、青空の下で澄んだ大気に活き活きとしてた。
特に西の横綱榛名富士、東の横綱相馬山が近い。

木道を離れて笹の中をヤセオネ峠をめざす。峠まで行かないけど
一面笹の沼の原と青い空、緑の山と紅いツツジが果てしない。

 だだっ広くて気持ちが良くて
                             ▲ 23年ぶりに今年の2月に登ってみた榛名富士  【REPO】
                              ▲ 相馬山は久しくご無沙汰なので今年は登れるかな

結構陽射しが強い中、だるいような頭が痛いようなおいちゃんらしい。
何処まで行くんだい、そろそろ戻ったほうがいんじゃねっ。
景色はずっと同じだし (^^;

そうだね、戻るか。
ピストンじゃ芸がないから、車道の向こう側を歩いて榛名湖に行こう。
って、道あるんかい。
あるんじゃねっ (^^

という訳で車道に出たが、車道の向こうに道はなかった。
ガードレールに守られた安全な歩道をトコトコ戻る。
アヤメが咲いてる。

 そろそろ車道に出た方がいんじゃねっ
 アヤメが待ってた    ▲ メロディーラインまで戻ってウマノアシガタにご挨拶
 車道から離れて、レンゲツツジが開いていた             ▲ サラサドウダンの大木
 知らないうちに、つつじの道を歩いて来た         ▲ レンゲツツジの次はヤマツツジさん
 乗ったことがない榛名山RW         ▲ サラブレッドの乗馬はいかがですか
アヤメ ユキザサ オオヤマフスマ ミヤマガマズミ
ムラサキツメクサ 白いアヤメ ドウダンツツジ みちほさんとバッタリ
                ▲ 赤城の賑わいと違って、榛名の賑わいは観光的商業的で街中のような

榛名湖東岸の観光エリアは、大勢の観光客で賑わっていた。
そのとき、『 はらっぱさ〜ん 』 と呼ぶその声は
... あっみちほ姉さん
「元気〜」 「元気だよん」

ランチに誘ってみたら、「私もう食べちゃったの」
榛名湖を渡る風を感じながら、掃部ヶ岳を正面にお弁当を広げる。
湖畔のベンチでランチする私たち & 馬車馬と仲良くするみちほさん。

久々のバッタリだったので、食事を急いで切上げて馬車の仲間入り (^^

 湖畔ランチ

榛名湖畔では昔から何台もの遊覧馬車(トテ馬車)が有名だったのに、今では 「かんたろう君」 だけが活躍しているとのこと。
体重はサラブレッドの倍近い 900Kg の輓馬で、出身は北海道の帯広市。
ばんえい競馬の競走馬として生まれながら、縁あって榛名湖に来て15年。
穏やかで人懐こい性格、みちほさんのお気に入りだ。

コロナ禍を乗り越え、再びお客さんを乗せて快いひづめの音が響く。
榛名富士を背景に、かっぽかっぽと馬車を引く姿が可愛い。
皆んな 逢いに行こうよ (^^

NET上でも大人気だよ 【 榛名湖遊覧馬車かんたろう君 】 twitter
 可愛い髪飾りのかんたろう君(3年前)
 青木かんたろうさん一家        ▲ 輓馬らしく、かっぽかっぽと力強く歩く
 おいちゃん&みちほさん(同年同月生まれの仲良し)    ▲ かんたろう君にちなんでウマノアシガタ大群落

かんたろう君の余韻を引きずりつつ、駐車場に戻ろう。
輓馬
(ばんば)らしくゴツイ体型ながら、優しそうでめんこいお馬さんだった。
かんたろう君  ありがとう。

サラブレッドでもなく輓馬でもない、中途半端なK2C。
かんたろう君にエールを送って、湖畔をあとに満ち足りた気持ちで。
昭和天皇を偲んでつつじの道を歩き、青緑紅の道を辿ったのであります。

 昭和天皇のように毅然と              ▲ レンゲツツジの道

駐車場に戻ってびっくり。
オフ会の日に赤城でお会いしたNKYMさんが、東屋で歓談していた。

花の話の延長線上で、スズランの話題になる。
咲いている場所を案内して下さると言うので、ご厚意に甘えました。
浅間ではよく見かけるけど、榛名では記憶にないスズラン。

えっこんなとこと思う場所で、終盤ながら群生していたスズラン。
最後の最後に、又しても嬉しい対面が待っていた。
何気にブラブラ歩きのつもりが、楽しい出来事がいっぱいあった一日

 榛名のスズラン

 家に帰ってからも、身体がだるい頭が痛いと言ってイマイチ元気のないおいちゃん
 脇の下に体温計を挟んでみたら 37.5度の微熱があったので、とりあえず額を冷やして夜まで寝た。
 ワクチンもファイザー製の時は38度以上の熱が続いたけど、モデルナ製になってからは軽く済んだので油断した。
 月曜日には元気になって仕事に行ったが、次にまたワクチンを打つことがあったら、接種翌日も自重しよう (^^