2023.07.29 (土)   K2Couple No.0800 

菅平高原
すがだいらこうげん(長野県)
1,740m
紫錦唐松と涼を求めて

小根子岳 菅平湿原
コース最大標高差 : 215 ---
コース累積標高差(+) : 225 ---
コース累積標高差(−) : 225 ---
コース沿面距離 : 4.6 km 2.4 km
行動時間 : 3'20" 2'05"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 ちょっと遅かったシキンカラマツでした

  4:10 = 藤岡IC/上信越道/上田菅平IC = 5:50 峰の原サンセットテラス 5:55 = 6:00 こもれびホール駐車場 6:15 = 6:20 第二駐車場

 第二駐車場 6:25 ... 6:55 牧場料金所 ... 7:50 牧場境界 ... 8:20 1740撤収ポイント 【BF】 8:35 ... 9:45 第二駐車場
 第二駐車場 9:50 = 9:55 こもれびホール駐車場 10:05 = 10:15 菅平湿原菅平高原自然館)【L】12:20 = 鳥居峠 =
 12:45 鹿沢園地野草園 13:10 = 長野原 =14:15 倉渕小栗の里 14:30 15:20



 相変わらず灼熱の日々が続いています。
 先週は志賀に行きたいと思っていたのですが、おいちゃんの余力の都合で近場の榛名山でごまかした経緯があり。
 お目当てのシキンカラマツの花には既に遅いと思いましたが、避暑も兼ねて菅平に行ってみることにしました。

 せっかくのお出掛けなのに菅平湿原だけでは物足りなく、朝のうちの小根子岳を視野に早出します。
 このところ早出が続いていますので、食料はコンビニ調達の手抜きになっています。
 最近はめっきりお年寄りモードなので、根子岳の何処まで登れるか。

 上田菅平ICを出て真田の里を走っていると、角間渓谷の白んだ空に朝日が登ってきました。
 高崎ではきょうも 39℃予報ですが、菅平1,500mの最高気温は 22℃の予報です (^^

 藤岡ICは、26℃の熱帯夜からの脱出口です       ▲ 真田の里では、角間渓谷から日の出
 早朝6時前なのに、何気にサンセットテラス         ▲ 残念ながら、北アは見えなかった

菅平の夜明けは、過ごしやすい19℃の別世界でした。
こもれびホールをスル〜して、サンセットテラスに行ってみようと思います。

夕日が北アに沈む恋人向けの名所なのですが。
残念ながら、夕日も北アもなかったので老夫婦向けでしたね
こもれびホールに戻って、山支度を整えることにしましょう。

こもれび広場に行って、見えない北アを見たことにして第二駐車場に移動。
ここは蟻ん子が多いのですが、登山口には至近距離なので。【REPO】
少しでも楽しようという魂胆が見え見えです (^^;

 峰の原高原こもれびホール駐車場
 こもれび広場から、北アルプスの山並みは見えず          ▲ メルヘンチックな白樺林で
 ヤナギランは朝から全開        ▲ 先週の榛名じゃないけどユウスゲも咲き
 それでは第二駐車場からスタートしますね           ▲ 別荘地内を抜けて登山口へ
オオバギボウシ カワラマツバ キバナノカワラマツバ マツヨイグサ イブキジャコウソウ
コウゾリナ ヒヨドリバナ ノカンゾウ ノコギリソウ ウド
ヤマホタルブクロ カラマツソウ オニシモツケ オミナエシ ヤナギラン
トラノオ ダイコンソウ ムラサキツメクサ カラフトイバラ(実) キンミズヒキ
 白樺林を抜けると            ▲ 菅平牧場に出ます
                      ▲ 浅間連山も霞む中、牛さんたちは暑さ知らずで
 イブキジャコウソウ群落             ▲ 雑然としたお花畑
 牧柵沿いの道は、花も少なめな時期です           ▲ 展望は望むべくもなくボヤ〜
ミヤマニガイチゴ ヒヨドリバナに豹紋蝶 キオン オオバギボウシ拡大
ヌスビトハギ バイケイソウ アザミ ノアザミ ゲンノショウコ
ハクサンフウロ ヒメジョオン オトギリソウ クガイソウ ハギ
ヤマハハコ ウツボグサ コオニユリ ミヤコグサ ヒヨドリバナ
キバナノヤマオダマキ バッタ シュロソウ マツムシソウ ブタナ
タチコゴメグサ ワレモコウ ノコギリソウ ネバリノギラン マツボックリ予備軍

 おいちゃんのお気に入りLOWA登山靴。 何か異変を感じたので、確認すると靴底がパックリ剥がれていました
 2015年冬から8年近く履き続けたので無理もないか。
 とりあえずテーピングテープで固定して、靴の不調を言い訳に登るのを止めて空きっ腹を満たすことにします。
 靴のアクシデントがなかったとしても、小根子まで登るのはちょっと無理な気がするので。

 時々お日様が出ると陽射しがきつく、花も少ないし展望も皆無なので。
 きっと、止めなさいという神様の思し召し。
 神様のせいにして撤収することにしました


 登山靴の底が剥がれた        ▲ 応急的にテーピングテープで固定します
 撤収しますね         ▲ 根子岳方面は回復の兆しなく
 ブタナオンパレード             ▲ ブタナの咲く丘
 簡易料金所で牧場をあとにする       ▲ 白樺の雑木まで下ってルンルン 22℃


 菅平湿原 (菅平高原自然館)  

 真夏でも高原のさわやかな気候で過ごしやすい菅平。
 昔からサッカーやラグビー、陸上など、スポーツ合宿のメッカとして多くの学生たちがトレーニングに励んでいました。
 数多いグランドのあちこちから、若々しい掛け声や歓声が聞こえてきます。


 絶滅危惧種であるキンポウゲ科カラマツソウ属のシキンカラマツが、菅平湿原で見られると知ったのは数年前のこと。
 植栽的なシキンカラマツが観察できる著名な自然園は他にもありますが。
 ここでは自然に育っているらしいので、機会があれば訪問したいと思っていました。

 根子岳には時々訪問していましたが、根子岳を下りるとクタクタで。
 また時期的にも機会がなく果たせず。
 今年は、はらっぱの肝入りでシキンカラマツに照準を合わせました。

小猫から中途半端に撤収したので、のんびりゆっくり楽しむことにします。
先ずは自然館の管理人さんに挨拶して、花情報を伺いました。
空調が効いて涼しい館内、と思ったら空調なしの自然の涼しさでした (^^

周回路に入ってみると、全く自然のままで悪く言えば放ったらかし状態で。
木道は朽ちているので気を付けてください、と言う意味を知りました。

気を付けて歩いていると、ごく自然に紛れてシキンカラマツを発見
花の状態は最終盤でしたが、何とか間に合って良かった。

 自然館を出て湿原周回路へ
 林床も木道も手入れされていない超自然              ▲ オオマルバホロシ
 シキンカラマツ              ▲ シキンカラマツ
ツリフネソウ チダケサシ メタカラコウ ドクゼリ
キツリフネ ハキダメギク ウバユリ オニシモツケ
ダイコンソウ トンボ バイケイソウだらけ トモエソウ シキンカラマツ
イヌゴマ ミツモトソウ ノリウツギ コンフリー 若者は元気いっぱい
ハナチダケサシ バイケイソウ コバノギボウシ シシウド クサフジ
シキンカラマツ コバノギボウシ アカバナ ヤマトウバナ
 トレーニングに汗を流す子供たち 26℃      ▲ 今後は根子岳には行けないかも(弱気)


 上信越高原国立公園 鹿沢園地 野草園  
環境省

 次は、休暇村「嬬恋鹿沢」隣接の鹿沢園地野草園に寄り道しますね。昨年9月のまねっこです。【REPO】

 ここは休暇村嬬恋鹿沢            ▲ はとバスが勢ぞろいして
メタカラコウ コケオトギリ ハクサンフウロ
アカバナ イヌトウバナ ハンゴンソウ(蕾) カワラマツバ
イブキボウフウ キンミズヒキ イケマ トリカブト
サワギキョウ キンバイソウ カワラナデシコ
  高崎に帰ったら 39℃
キバナノヤマオダマキ クガイソウ コオニユリ