2023.10.14 (土)   K2Couple No807 

地蔵岳
じぞうだけ(群馬県)
1,674m
赤城隊の最終登山に友情参加

コース最大標高差 : 200
コース累積標高差(+) : 240
コース累積標高差(−) : 240
コース沿面距離 : 3.3 km
行動時間 : 5'10"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  秋色に染まり始めた小沼畔
  7:20 = 前橋 = 8:45 小沼駐車場
 小沼駐車場 9:05 ... 9:15 八丁峠 ... 10:30 地蔵岳 10:40 ... 10:50 地蔵岳肩 【L】 11:50 ... 12:40 八丁峠 ...
 12:55 小沼ベンチ 【コーヒータイム】 14:10 ... 14:15 小沼駐車場
 小沼駐車場 14:25 = 15:00 道の駅ふじみ 15:10 = 前橋 = 16:15

  地蔵岳の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである(経緯度線は20秒間隔)



 山の先輩 『赤城の詩』 さんから話があり、体力的な限界を迎えたので山登りは卒業して、今後は平らな所を歩きたいと。
 5歳以上若い私たちでもそれに近い心境ではありますが、私たちはもう少し頑張ってみようと思っています。
 先輩を見習って同じくらいの歳まで登りたいのですが、最近の体調を考えると無理なようですが (^^;

 赤城隊とは14年前の本白根山 【REPO】 から始まって、実に47回の山行を共にしました。
 何よりも良かったのは、楽しく和やかに、怪我や事故もなく無事に乗り切れたことに尽きます。

 最後の山登りはホームの赤城地蔵岳にすると伺っていましたので、二つ返事でお供をすることにしました。
 卒業登山に相応しく、きょうの赤城は爽やかな秋空の下で風もなく、願ってもない穏やかな日和に恵まれそうです (^^

 am5:50 我が家の空              ▲ きょうの赤城山

小沼駐車場の集合時間を9時と決め。
薄雲が広がる爽やかな朝に、余裕をもって赤城に向かいます。

いつもお世話になる大洞駐車場のトイレに寄ったら
赤城隊のお二人にバッタリ (^^
おはようございます  お元気そうで何よりです (^^

お会いするのは、5月に開催されたオフ会ファイナル以来です。【REPO】
実はその時に、最後の山は地蔵岳にしたいと聞かされていたのです。

 新坂平から黒檜山          ▲ 大洞駐車場で赤城隊とバッタリ

 小沼駐車場は7割程度の入り              ▲ いざ 八丁峠へ

荒れた那須朝日岳で、低体温症による気象遭難があったばかりなので。
何気に過剰装備で臨みましたが、想定外の暖かさ8℃。

朝日岳と地蔵岳では、全然登山環境が違いますけどね (^^;

ここしばらくは歩いていないという赤城隊ペースで。
小沼駐車場から八丁峠まで、ウオーミングアップの車道歩きにします。
見下ろす小沼畔の木々は、猛暑を乗り切り少しずつ紅葉が進行中。

さすがに山の中に入ると人の姿は疎らだった。
人も車も通らない (^^;

 八丁峠まで車道歩きでウオームアップ

八丁峠から見上げる地蔵岳アンテナ群が近く。
急登する核心部分の標高差は150m程で、その大部分が木段なのです。
はらっぱの天敵

はらっぱは花を探しながら先行しますが、他の三人はカメ足隊 (^^;
過去の山行を回想し、地蔵岳の階段、石、土を踏みしめて。
ゆっくりゆっくり。

 八丁峠から見上げる地蔵岳         ▲ 階段登りは取付きから始まる
 長い人生!無理をしないで休みましょう         ▲ ずっとこんなんですから 人生も
ドライフラワー ゴマナ アザミ オヤマリンドウ
リンドウ マツムシソウ イタドリ
 地蔵岳斜面に袈裟丸山         ▲ 小沼が見えるところまで登った
 ズミ         ▲ マツムシソウも蝶もボロボロね
                           ▲ 秋を感じる山頂の一角にとうちゃこ
                            ▲ ちょうど1年ぶりの地蔵岳です
 アンテナの間に富士山見えた              ▲ maxズ〜ム
                             ▲ 好天に誘われて大勢が集う
                            ▲ 雲が多いわりに遠くの山が良く見えた
                           ▲ 上越国境 谷川連峰〜巻機山
 何回ここに立ったろうか          ▲ りい様も一緒に大沼展望
 山頂標識           ▲ 改めて三角点もパチリ


 山頂は人が多くて落ち着かないので、ススキの踏み跡を辿って小沼方面側の肩に移動します。
 ここには誰もいませんでした。
 見下ろす景色も懐かしく、小沼、長七郎山、おとぎの森、銚子の伽藍、全てが想い出に繋がるものばかり
...

 岩を並べ直して簡易ベンチを作り、仲良くランチ休憩にします。
 あれこれ思い出話に花が咲き過ぎて、時の流れを忘れたまま気が付けば1時間。
 暑くもなく寒くもない最高の天気に恵まれて。
 美味しい時間が過ぎていきました (^^


 ブルーが好きなカップルさん          ▲ 山頂東肩(小沼方面)は貸切
 風がなく穏やかな小沼        ▲ お姉さまにロックチェアをプレゼント
 こっちにも富士山があるよん            ▲ 再びmaxズ〜ム
 ケルン越しに小沼を見下ろす風景       ▲ 眼下に広がるおとぎの森と銚子の伽藍
メギ シャインマスカット ここにもリンドウ 柴犬らんまる君が来た
                           ▲ 気持ち良すぎるランチスポットで
                         ▲ 地蔵岳肩から小沼と長七郎山をもういちど


 いつまでいてもキリがないので下山しますね

 とっとと下るはらっぱ         ▲ 赤城隊の口癖 「やれやれ」
 水平道をポコポコ帰る              ▲ 紅葉ヤマブドウ
                              ▲ 秋が始まる気配やね〜
 はらっぱリード            ▲ おいちゃんしんがり
                 ▲ 地蔵岳の小沼登山道は、老朽化した木道と岩ゴロ道で歩きにくいよ

登山道の木の階段はボロボロだし、岩の段差も大きいので。
下りは慎重に慎重に足を運びます。

完全に午後の下山ですから下る人は多いのですが、登って来る人も多いことに驚かされます。
車道の往来も賑やかになってきました。

 木の階段が壊れてるので危ない           ▲ 帰りはお仲間が増えました


 小沼畔に下ってコーヒータイム、のんびりまったり秋の日に

小沼駐車場は結構な賑わいで、大型バスまで待機してました。
これから秋の観光シーズンを迎えて、賑やかになることでしょう。

改めて小沼に下り、とっつきのベンチに陣取りました。
テーブルは壊れかかっているので、気を付けないと物が落ちます
美味しいコーヒーを淹れて、またしても時間無制限的な (^^

湖畔の紅葉がまさに色付き始めて、静かな小沼に反射しています。
わざわざ遠くに行かなくても、小沼の紅葉は充分見応えがあります。
駐車場から近いので、足の悪い方でも充分楽しむことができるでしょう。

 駐車場に戻ってそのまま小沼へ
                             ▲ 秋は寂しいようでカラフル
 砂浜ベンチでコーヒータイムにするよ                 ▲ メギ
                     ▲ あまり人がいない小沼で、まったりゆるゆる時間が流れる
                            ▲ 紅葉に白樺の幹がアクセント
                  ▲ 小沼の紅葉は来週再来週辺りが見ごろでしょうかね( どっちだい )
 そろそろ引き揚げましょう      ▲ 紅葉は朝よりも綺麗になったという噂もあり

コーヒータイムは、ランチタイムより更に長時間停滞で。
特別何の用もありませんが、14年の想い出が駆け巡る時間です。

お二人とも、お身体には気を付けて。
公園や自然園歩きを無理なく楽しんでくださいね。
またお会いする機会はあるでしょうから、その日までごきげんよう
長い間、あちこちの山でご一緒させていただき、楽しかったです。

想い出の泊り山行 : 【 尾瀬アヤメ平 】  【 八方池 】  【 安達太良山 】

 何気に名残惜しい山の空気        ▲ お疲れ様 ありがとうございました

☆ レポ作成にあたり、赤城隊から提供された画像をたくさん使用しています。 この場を借りて御礼申し上げます