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■ 5:15 = 藤岡IC/上信越道/下仁田IC = 内山峠 = 佐久臼田IC/中部横断道/八千穂高原IC = 7:05 RHふるさと 7:15 =
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麦草峠 = 7:35 日向木場展望台 7:40 = 7:50 横谷観音P |
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横谷観音P8:10 ... 8:20 横谷観音堂 8:30 ... 8:50 王滝分岐 ... 9:20 おしどり隠しの滝 【はらっぱデポ】 9:25 ... |
9:50 王滝展望台 ... 10:20 横谷観音P |
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横谷観音P10:25 = 10:55 御射鹿池 【はらっぱ回収】 = 麦草峠 = 11:30 RHふるさと 11:40 = 11:50 八千穂レイク 【L】 12:40 =
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八千穂高原IC/中部横断道/佐久臼田IC = 内山峠 = 14:05 道の駅しもにた 14:15 = 15:15 ■ |
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横谷峡の場所
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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▲ R254 内山トンネルの入口、雨上がりの群馬県側 |
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▲ 内山トンネルを抜けると、長野県側はガスガスのファンタスティックワールド |
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暑かった夏が終わり、昨今の急激な秋の深まりに付いていけない年齢。
各地から届く紅葉の便りに、何処行く?状態です。
以前から気になっていた奥蓼科の横谷峡(横谷渓谷)はどうかな。
メルヘン街道を走って、麦草峠越えの紅葉ドライブも楽しめそうだし。
渓谷の遊歩道だから、はらっぱでも歩けると太鼓判を押すおいちゃん。
まさか家を出る前から雨にたたられるとは。
不安定なプチ冬型気圧配置が、何で週末を狙って来るんでしょね。
多少でもお日様に恵まれれば御の字です、と覚悟を決めて出発
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▲ 雲間に昇る朝日 |
上信越道に乗る前に細かい雨は上がりましたが、内山トンネルを抜けて長野県に入るや否やガスガスのお出迎え
幸先悪いな〜と感じつつ、佐久市内を通過する頃には朝日が雲間から昇ってきた。
中部横断道を八千穂高原ICで降りてメルヘン街道を走っていると、思いもしなかった青い空が何気に嬉しい。
嬉しいのは私たちだけでなく、紅葉も輝きを増して 「おはよ」 と嬉しそうだ。
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▲ 陽射したっぷりのメルヘン街道は |
▲ 深まる秋が輝きを増して |
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▲ 気温がどんどん下がって、きりっとした清々しさ |
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▲ 白樺が美しい八千穂高原を駆け上がり |
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▲ 八千穂高原の落葉松林越しに、噴煙上げる浅間山を眺めて倖せ |
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メルヘン街道の途中で走行ルートを逸脱し、初めて八千穂レイク経由にしてみたら紅葉の素晴らしい道だった。
その後、八千穂高原自然園でメルヘン街道に合流した。
いつもトイレ休憩をするレストハウスふるさとに寄る。
未だ7時を過ぎたばかりなので、人影は少なく店も閉まっていた。
天狗岳だか稲子岳だかの岩壁が、青空の下で堂々としている。
更に走ると、白駒池の有料駐車場はこの時間でも盛況で。
殆んど空きがないように見えた。
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▲ 「レストハウスふるさと」から天狗岳の稜線 |
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▲ 白駒池有料駐車場は既にいっぱい |
▲ 標高2127mの麦草峠を越えたらマイナス2℃になった |
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標高を上げる毎に外気温が下がり、標高2127mの麦草峠を越えた辺りで気温も下ってマイナス2℃
無風快晴とはこのことで、放射冷却効果かな。
麦草峠無料駐車場は、もちろん満タン (^^
そこからメルヘン街道を茅野市側に少し下った路肩に、日向木場展望台という木製の高台が設置されている。
駐車スペースも10台程度あり、初めて上ってみると八ヶ岳から北アまで見渡せる素晴らしい展望台ですよ。
ただきょうは北アに雲多く、南アと中央アルプスまでが視認できた。
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▲ 鳳凰三山 |
▲ 蓼科山 |
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▲ 日向木場展望台から八ヶ岳、南ア、中央アルプス |
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さてきょうの予定ですが。
奥蓼科の横谷渓谷には四滝あって、今回は上流部の「おしどり隠しの滝」と「王滝」をターゲットにします。
下流にある有名な「乙女滝」と「霧降の滝」は、遊歩道のポコポコ歩きみたいでつまらなそうなのでカット。
渋川上流に詰めたついでに対岸に渡って、明治温泉に上がり人気の御射鹿池みしゃかいけ までピストンしようと思います。
従って車のデポ地点は、乙女滝に近い横谷峡駐車場ではなく王滝の上の横谷観音駐車場にします。
広い横谷観音駐車場には展望デッキがあり、綺麗なトイレと休憩室を併設した建物があり。
茅野市街地と麦草峠を結ぶ路線バスの停留所にもなっている(3便/日)。
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▲ 奥蓼科温泉郷 横谷観音駐車場 |
▲ 展望デッキから南アが見える |
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▲ 駐車場展望デッキから景色を満喫して好天に感謝しよう |
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▲ 休憩室&トイレ棟 |
▲ ショートカットルートで横谷観音へ |
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▲ 遊び歩きでも10分で着く |
▲ 代表で観音堂にお参りしたおいちゃん |
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▲ 観音堂の先に展望台があり(王滝が見えた) |
▲ 横谷峡を見下ろす先は諏訪盆地茅野市 |
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▲ 先ずは渓谷に向かって下り |
▲ 紅葉に埋もれた階段多し |
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横谷観音堂からの下りは、傾斜も少なくポコポコ歩きレベル (^^
しかし、少し急になると丁寧に丸太の階段になっている。
これがはらっぱの天敵。
ずっと落葉の絨毯が敷かれた道だが、安心はできない。
補助的なクサリがずっと続いている観光地仕様です。
紅葉を楽しみながらしばらく下ると、横谷峡遊歩道に突き当たり。
私たちは上流の明治温泉をめざしますね (^^
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▲ 明治温泉と横谷温泉の分岐 |
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▲ 横谷渓谷を高捲く登山道ちっくな遊歩道を行く |
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▲ 紅葉が待っていてくれた |
▲ 復路はここから王滝に下って行く予定 |
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明治温泉に向かう道は、王滝に下る道との分岐点を過ぎると。
渋川に落ち込む急な斜面を30〜50m高捲いて行く。
気を付けて歩けば問題ないが、道幅が狭いので落ちると渋川まで (^^;
トラバースが危険な所以である。
遊歩道とはいえ安全柵等は一切なく、「山道ですよ」 の警告あり。
はらっぱは、右足(谷側)を引きづっているので心配だ。 たまにはスライドしたり追い越し待ちをしたりするので、細心の注意を払う。
このコースを選んだことを後悔したが、心配し過ぎるのも良くないし。
はらっぱの経験と実績を信じた。
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▲ 高捲きトラバースは慎重に |
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▲ 小尾根が派生する場所はほっとする |
▲ 赤い鉄橋を渡るはらっぱ鈍行列車 |
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高捲きが終りホッとする間もなく、渋川に激下りする。
はらっぱには、丸太の階段が実に歩きにくいようだ。
あたしゃゆっくり行くから大丈夫だよ
しばらく下ると滝音と渋川の流れが見えてきて、あとはメッシュの鉄階段。
階段が寸足らずで、最後に右岸のへつりが少々楽しめる (^^;
緑色のチャツボミゴケが生える岩間を、複雑に流れ落ちる渓流に見入る。
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▲ 高捲き道から渓谷に下る |
▲ メッシュ鉄階段を経ておしどり隠しの滝に着地する |
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おしどり隠しの滝は明治温泉に隣接しているので、御射鹿池から下って来る観光客が多かった。
ここから御射鹿池をピストンして、再び高捲き道を帰るのが憂鬱になった。
気を付けるから大丈夫とはらっぱは言うが、事故ってからでは手遅れだ。
はらっぱは、御射鹿池まで行って戻らずそこで待機することに決定。
おいちゃんが往路を戻り、車を御射鹿池に廻してはらっぱを回収する
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▲ そして、階段は途中でチョン切れ |
▲ 新しそうな木橋で渋川を渡れば明治温泉 |
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▲ 陽射しが届かない時間帯の おしどり隠しの滝 |
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おいちゃんと別れて、おしどり隠しの滝からは一人旅です
何処行こうかななんて選択肢はなく、御射鹿池で待ちの一手だよん。
明治温泉の周辺をうろついて、見える山の写真を撮って。
「明らかに治る」から明治温泉 (^^ 明治期の創業ではないらしい (^^;
頃合いを見計らって、温泉から御射鹿池に向かう。
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▲ 見下ろせば複雑な流れになっている |
▲ 山の宿 明治温泉 |
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▲ 明治温泉から遊歩道が始まる |
▲ ヒメジョオン ▲ ドライヤマハハコ |
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▲ 明治温泉の駐車場は横谷峡の入口 |
▲ 八子ヶ峰と蓼科山が近い |
明治温泉からほどなく湯みち街道に出たと思ったら、路線バスがお客さんをいっぱい下ろして行った。
勝手がわからないまま徘徊していると車ギッシリの駐車場が見えたので、皆さんにくっついて歩いて行くと池の前に出た。
御射鹿池の端から端まで歩いてみたけどちょっと普通過ぎて (^^ ... 散策など寛げる場所もなかった
こんなに人気がある理由がイマイチ
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▲ 混雑する御射鹿池駐車場 |
▲ 人気が先行して混雑もハンパなく |
あれっ 駐車場に入れない車が延々と並んでいるのに気付き、マジかって驚いた。
車のb見ると、大阪、名古屋、岐阜、新潟、横浜、品川、千葉、富士山など様々な県から来ているのだ。
これは大変
急いでおいちゃんに渋滞情報発信
渋温泉側から下って来るように連絡して、はらっぱは見つけやすそうな場所へ移動して待つこと数分。
来た〜。
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御射鹿池は、東山魁夷の絵画 「緑響く」 の原点となった場所と云われ。
コバルトブルーの池に映る紅葉や新緑が美しい、人気スポットらしい。
吉永小百合さんのTVコマーシャルで人気に火が付いた。
御射鹿池のような深遠な湖沼は、各地に多く存在するし。
漂う神秘的なオーラは、自身の心がその情景に同期することから始まる。 落ち着いた素晴らしい池だが、雑踏の中では真の安らぎはなかった。
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▲ 華やかさはないので、独りで静かに眺めるのが良い |
▲ SHARP AQUOS TVCM 「碧響く」 吉永小百合さん
(画像をクリックすると、YouTube再生音がするのでご注意ください) |
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はらっぱをおしどり隠しの滝に残して、駐車場までとばして戻る。
王滝分岐で一瞬の躊躇はあったが、せっかく来たのだから少し遅くなっても予定通り王滝を確認して帰ることにした。
渓谷への登り下りの道は殆ど階段が整備されていたので、はらっぱを置いてきて正解だった。
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▲ 少し遅かったけどいい感じやねえ |
▲ 高捲きから王滝に下る階段道 |
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▲ 二段に落ちる王滝の上段 |
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王滝は名前の通り、横谷渓谷の主瀑ともいえる落差40mの大滝。
観瀑台の東屋が設置されている破格の待遇だ。
女性グループの歓声をも打ち消すような滝の音が響いている。
はらっぱへの土産に、数枚の写真を撮って先を急いだ。
乙女滝方面にダッシュすると、直ぐに横谷観音に登る分岐に出た。
ここから、心臓破りの階段が待っていた (^^;
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▲ 展望用東屋内部 |
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▲ 王滝の落ち口 |
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▲ 乙女滝(横谷温泉)に向かって急ぐと |
▲ 横谷観音駐車場に登り返す分岐 |
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▲ 頑張りすぎて階段の急登で息絶え絶え |
▲ 往路で明治温泉に向かった分岐まで戻った |
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▲ 紅葉の輝きに最後の階段を急ぐ |
▲ 横谷観音様はスル〜お礼参りなし |
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▲ 駐車場は嘘のように車が増えていた |
▲ はらっぱ回収に向かう |
駐車場に戻って、はらっぱの回収に向かう
とりあえず茅野市側に下りて渋川を渡り、湯みち街道を渋御殿湯方面に上り返すつもりでいたが。
待ち合わせ場所を決めるべくはらっぱにするも、電波が弱く途切れ途切れで要領を得ない。
その後が繋がり、茅野市側から上ってくる道は大渋滞しているとのこと。
方向転換してメルヘン街道側から入ることにしたが、10年前の古いナビ地図なので別荘地内でプッツン
凸凹舗装の細い道を右往左往して遂に立派な湯みち街道に脱出、御射鹿池手前ではらっぱの回収業務を完了した。
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時間に余裕があったので、乙女滝に車を廻すつもりもあったが。
御射鹿池からメルヘン街道に出て、そのまま麦草峠をめざした。
麦草峠周辺の駐車場は、例外なく満車になっていた。
白駒の池の紅葉も見応えあり、しばらくご無沙汰だが人気の場所ですね。
さてメルヘン街道ドライブも、帰りの部が始まります。
青空は消え薄雲が広がっていたけど、そこそこ綺麗な紅葉期待です。
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▲ 麦草峠通過 |
▲ 白駒池駐車場は満員御礼 |
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▲ 陽射しが頼りなく |
▲ 落ち着いた紅葉路を帰る |
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▲ 八千穂高原は落葉松と白樺のコラボ模様が素晴らしい |
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上ってくるときに味をしめたので、帰りも八千穂レイク道に入ります。
朝ほどでなくても紅葉が綺麗ならいいな (^^
で、八千穂レイクに寄ってみよう。
きょうは未だランチタイムしてないので、お腹ペコペコちゃんでしょよ。
そうだ そうだ (^^
朝からずっと風がなく、静かな一日だった。
八千穂レイクも鏡面のように穏やかで、水に浸かった釣り人も動かない。
静かで美しい佇まいの湖畔の立木も、訪れる者に訴えかけてくる。
自身の知られざる心が自身の心に共感するのだ。
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▲ 八千穂レイク管理棟へ |
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▲ 靜けさに包まれて八千穂レイクに佇む |
▲ 情熱的なツツジの紅葉 |
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▲ 恋人の聖地八千穂高原八千穂レイクを彩る落葉松の黄葉 |
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▲ 広い八千穂レイクでは、釣りをする人、肩寄せ合うラブラブ、走り回る子供連れ家族、後期高齢カップル、バイクの兄ちゃんなどなど |
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▲ 八千穂高原は白樺の群生地として有名 |
▲ 晴れそうで晴れない駐車場 |
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▲ トレッキングと言うよりも紅葉ドライブの一日だった |
▲ さらば八千穂高原 |
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▲ ただいま〜♪ 荒船山艫岩も紅葉真っ盛りやね |
天候の心配をしながら訪れた奥蓼科だったが、結果的に静かで過ごしやすい日に恵まれてラッキーだった (^^
経由地の八千穂高原では、群生する落葉松と白樺の鮮烈な黄葉の重なりが印象的だった。
西上州も紅葉の最盛期を迎えつつある。
もうすぐ11月になるので、あと一ヶ月もすれば初冬の雪が降るかも知れない。
夏が長かった分、秋が短いのだろうか (^^
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