2024.01.14 (日)   K2Couple No.0814 

小浅間山
こあさまやま(長野県)
1,655m
たっぷり雪の小浅間は過去の夢

コース最大標高差 : 250
コース累積標高差(+) : 270
コース累積標高差(−) : 270
コース沿面距離 : 4.0 km
行動時間 : 3'40"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 小浅間山東峰にて
  7:40 = 藤岡IC/上信越道/碓氷軽井沢IC = 9:10 小浅間登山口P(峰の茶屋前)

 登山口P 9:30 ... 10:40 馬返し 【BF】 11:00 ... 11:25 小浅間山東峰 11:35 ... 11:45 浅間かぶりつき 【L】 12:05 ... 12:20 西峰 ...

 12:35 馬返し ... 13:10 登山口P

 登山口P13:25 = R18碓氷バイパス = 15:10


  小浅間山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


                     ▲ 富岡IC付近から表妙義、そして裏妙義の上に浅間山
 軽井沢ICと高岩     ▲ インターアクセス道はマイナス8℃でカチンコチン
 北アルプスが輝いてるね        ▲ 昨日の雪で全体的に白くなったけど


 昨夜は雪予報だったので、ちょっと期待して小浅間山に行ってみる。
 上信越道は概ねドライで安心して走れたが、碓氷軽井沢ICを降りたらマイナス8℃、いきなりのアイスバ〜ンでペースダウン。
 高崎スタートは−3℃だったけど、軽井沢はさすがに冷えるね。
 そんな中、木々の切れ間に北アの銀嶺が輝いている。
 そうだよね きょうは展望の烏帽子か角間山だったかもねと思ったが、今の体力的にはギリ小浅間でしょよ

 軽井沢町内は車が多く走っていることもあって、凍結路はなかった。
 順調に小浅間登山口に到着したが、例によって峰の茶屋はクローズ中でトラロープが張ってある。
 ラッキーなことに、数台分しかない駐車スペースがまるで予約でもしたかのように空いているじゃありませんか (^^

 その後に来たワンボックス♂は路駐。
 更に遅れてとちぎNoのご夫婦車は、我が車と融通し合って端っこに収まって良かった


                              ▲ 登山口の駐車スペース

数p積もった新雪がキラキラして綺麗だ。
アイゼンなど不要な状況だったが、予めチェーンを靴に付けて来ちゃった。

薄い雪に隠れた小石に乗ったりして、歩きづらいことこの上ない。

路駐のワンボックス単独♂さんが、元気いっぱいに追い越して行った。
と思ったら、アイゼン忘れた と言って戻って来た

「ここは滑り止め不要ですよ」 と言ったら、安心して戻るのを止めたが。
私たちの足元を見て、ちょっと不安な気持ちになったかも知れない。
石につまづくし団子ができるので、私たちもチェンスパ外した (^^;

 もっと積もれば舗装路みたいに歩きやすい
 野うさぎさんの足跡多し   ▲ 怪しいトレースが引返していた( 忘れ物を取りに ... )
 青空にノリウツギ            ▲ 新雪は5pくらいかな
                          ▲ 白樺やダケカンバの素敵なアプローチ

 木々に囲まれているので風はなく、遊び歩きでもちょっと汗ばんできます。
 動物のトレースを見付ければ物語を膨らませ、白樺やダケカンバの幹を比較してうんちく合戦。
 小鳥のさえずりに耳を傾け、その姿を追いつつノリウツギのドライ花を見付ければカメラに収めて
... 歩き始める (^^;

歩き出してから1時間以上をかけて馬返しにとうちゃこ。
浅間山がせり上がって姿を見せる場所まで登って、一本立てる。

気温は余り変わらないようだが、陽射しが強いので衣類調整した。
朝ごはんは肉まんいっこだったので、軽く腹ごしらえもした。

浅間山がでっかい。
目を移せば妙義山を初め西上州が一望できる、これもまた良し。

 浅間山が徐々にせりあがって来た        ▲ お腹グ〜グ〜、パンとバナナで一休み
                                     ▲ 妙義山などの西上州の山
 浅間山頂ズ〜ムイン、噴煙なし          ▲ LINE用にカッコつけて一枚

今シーズンの浅間山は雪が少なく、八ヶ岳もどうしたんでしょうね。
これは今年に限ったことではなく、温暖化に起因する最近の傾向だね。
大きい山に登れない年寄りには、つまらない冬山になりつつある。

小浅間は火山礫で覆われた山頂が特徴的で、余り障害物がない。
そのため風が強く雪も付きにくい。
きょうは殆んど風がなく、清々しい暖かさみたいな気持ちが良い。

 東峰に登って来るはらっぱ             ▲ 先行するおいちゃん
                        ▲ 砂礫の小浅間山頂から真西に聳える浅間山
                             ▲ 浅間隠山と鼻曲山の間に、榛名山とその奥に赤城山
                                  ▲ 南に展開する奥秩父&西上州の山々
 三角点もどき   ▲ 鼻曲山と留夫山の間に筑波山 ... ビックシポンだね
                              ▲ 上越国境及び尾瀬の山
                           ▲ 小浅間山頂から雪の少ない八ヶ岳

 東峰から西峰に移動する途中、浅間山を至近に眺めながらいつもの所でランチタイムにする
 ところが、この時間になって嘘みたいに風が吹き始めた。
 寒いよ〜。
 なんでじゃ

 速攻撤収

 東峰から移動して北風ランチ            ▲ 寒くて寒くて座ってられん
 風雨に晒され頑張ってきた小浅間West           ▲ 志賀の山々を狙うはらっぱ
                          西峰の岩塔に下って大きく迂回して帰ろう

東峰に勝るとも劣らない西峰からの展望だけど。
テキトーに写真を撮って撤収ムードです (^^;

浅間山と共にある一日だった。

砂礫の登山道だから、何処を歩いてもいいようなもんだが。
ザレを下るか雪を拾って歩くか、そんなことくらいしか楽しみはない。

西峰岩塔まで下って大きく迂回しよう。
雪上を歩きたいのが人情

 西峰岩塔と浅間山
                ゆっくりしたい小浅間山West だったが、冷たい風にせかされてとっとと逃げる
                    ▲ とりあえず満足したっぽく万歳をしながら下るというシナリオ
 小浅間に出現したゴジラ岩        ▲ 雪不足に泣きながらも楽しかった

岐阜から来た若いカップルさんと共に、遊びながら駐車場に戻った。
東峰山頂ではオチャラケ写真撮りまくりで、楽しい二人だった。
とちぎNoのご夫婦は私たちの倍ペースなので、上下スライド。

気温は2℃で、全然寒くはなかった。
峰の茶屋はやっぱり閉まっていて、冬期休業中のようでした。

軽井沢から碓氷バイパス経由で順調に帰着。

 また来るよ