2024.02.10 (土)   K2Couple No.0817 

高峯山
たかみねやま(長野県)
2,106m
のんびり .. ゆっくり .. 楽しんで ..

コース最大標高差 : 135
コース累積標高差(+) : 225
コース累積標高差(-) : 225
コース沿面距離 : 3.5 km
行動時間 : 5'40"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です ▲ 高峯山まで、近いような遠いような
  6:30 = 藤岡IC/上信越道/佐久IC = 8:20 車坂峠高峰高原ホテルP
 車坂峠P 【スノーシュー装着】 鳥居 9:05 ... 9:55 展望台 10:05 ... 10:55 粒ヶ平 ... 11:40 高峯山 【L】 12:30 ...
 13:10 粒ヶ平 ... 14:00 展望台 14:15 ... 14:50 車坂峠P
 車坂峠高峰高原ホテルP15:00 = R18碓氷峠 = 17:25

    高峯山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


今週月曜の午後から深夜にかけて、南岸低気圧による雪が降った。
温暖化の影響か、ここ数年は年に一度くらいしか雪が降らない。

久々の降雪に触発されて、浅間のどこかに行ってみよう。

現地の天気予報を見ると、早く出掛けたほうが良いかも知れないが。
歳のせいか、起きてからズルズルして気合が入らないのが問題だ(^^;

長野県境の八風山トンネル内で故障車があり、想定外の渋滞発生。
平尾山全体が霧氷に輝いていたので、ちょっと期待したけど ... 不発。
例によって、佐久市内はキリに沈んで山の姿はなかった。

 久しぶりの雪で我が家の周りも白くなった
 八風山トンネル内で渋滞タイム       ▲ 霧氷が綺麗な平尾山(パラダスキー場
 佐久市内グリーンロードから山の姿なく          ▲ 少し標高が上がれば青空
                    ▲ チェリーパークラインを走りながら、雲海の八ヶ岳が素晴らしい

 高峰高原ホテルpが空いてた            ▲ 先ずは富士山を撮って
 次は八ヶ岳            ▲ 最後に中央アルプス
                            ▲ 高峰高原ホテル前から黒斑山

 高峰高原ホテルの駐車場に停められて、ラッキ~だった。
 周りの山々は青空にクッキリとその連なりを見せていたので、いやが上にも山岳展望の期待が高まってゆく。

 ウィンターシーズンはそれなりに支度が大変で、あれこれプチ冬装備を整えて。
 ホテル裏庭の登山口に廻り、鳥居の先の積雪の様子を確認する。
 結果、足元は予定通りスノーシューに決めて、出だしから履いて行くことにした。
 ところが身体が固くなっている二人は、自由に腰が曲がらないし足の外側には手が届かないしで四苦八苦
 
スノーシューごときにムリムリ手間取るなんて、歳はとりたくないものだ (^^

 高峰高原ホテル       ▲ 鳥居の高さが積雪量のバロメーター

 2009.2.28

 2016.2.7

 2017.2.12

 2018.2.4

 2019.2.3

 2022.2.26
 過去の積雪量を鳥居の高さで比較してみると
                       ▲ 展望台まで100mほどの登りを頑張りましょう

高峯山は、いきなりの登りから始まる
一応深いトレースは付いているものの、踏み抜き跡多く荒れ模様で。
足の運びに難があるはらっぱには、厳しい登りになった。

気温はそこそこマイナス8℃で、雪もぐれになった手袋が冷たく。
おいちゃんの暖ったか毛糸の手袋を借りた。
ぬくぬく (^^

 そろそろ着くかな   ▲ 展望台手前で谷川岳方面を望むスポットに寄り道
                                    ▲ 白きたおやかな上越国境の山なみ
 貸し切りのベンチでおやつ休憩          ▲ 改めて富士山を遠望します
                                         ▲ おなじみ八ヶ岳
                                          ▲ 中央アルプス
 トレースが複数あり、どれも何気にグチャグチャ           ▲ 高峯山までポコポコ歩き

 展望台から暫く進んだところに、いつもなら雪庇が張り出して小広い雪のエリアが出現しているのだが、今年はなかった
 八ヶ岳や黒斑山を背景にして良い写真が撮れるポイントなのにちょっと残念、当てが外れたかも。

 トレースは夏のトラバース道にも付いているし、稜線通しのアップダウントレースもあり、その中間にもできていたりする。
 いつもは付けられていない稜線のアップダウンを選んでみたが、藪が邪魔して歩きにくかった。


 ずっと黒斑山の展望がついてくる             ▲ 夏道トレースに合流
 野うさぎさんのトレース            ▲ 開けた粒ヶ平にとうちゃこ
 高峰温泉ルートが分岐する粒ヶ平            ▲ 久しぶりのスノーシュー
 西篭の左に頚城の山が見えた             ▲ 湯の丸高峰林道
 シャクナゲがいっぱい                ▲ ハンノキ
                            ▲ またまた八ヶ岳の写真を撮ってしまう
                                ▲ 高峯山頂の大岩

朝はスッキリ見えていた北アルプス。
怪しい雰囲気になっていたけど、やっぱりこんなんなっちゃってた。
チェリーパークラインから見た時に、しっかり写真を撮っておけばよかった。

槍穂高は雲に隠れて影も形もないが、そのお陰で。
いつもは埋没して見分けづらい、手前の常念山脈の形が良くわかる。

陽射しを浴びてぬくもりを感じる山頂。
空気は冷たく引き締まっていた。

 高峯山頂標識            ▲ ちょっと到着が遅かったし
                      ▲ 北ア飛騨山脈の槍穂高稜線は雲に隠れて、手前の常念山脈がギリチョン見えた
 サラサラの雪がきれ~            ▲ 太陽にキラキラ輝いてた
                              ▲ 高峯山の岩場から八ヶ岳

 高峰神社にお参りしてから、数少ないむき出しの岩に寄りかかって束の間のランチ休憩にしよう。
 スノーシューを装着するときザックに座ったものだから、バナナは潰れて惨めな姿に。
 デザートは、りんごさん (^^

 高峰神社にお参り           ▲ 岩に寄りかかってカップ麺

スノーシュー歩きは足の負担が大きく、大幅に時間がかかったので。
帰りは、はらっぱだけチェンスパに替えて足元軽快に

多少の踏み抜きを覚悟すれば、全然歩きやすいに決まっている。
それはわかっていたけど
...
スノーシューを履いたまんま、ズルズル山頂まで来てしまったのだ

出会った人を見ると、圧倒的にスノーシュー派だった。

粒ヶ平では、はらっぱはスキー場寄りのルートを。
おいちゃんは稜線通しのルートをとって、しばし単独気分

 帰りまっしゅ
 何気にだらけているおいちゃん            ▲ 粒ヶ平の下はスキー場
      アサマ2000パーク改め高峰マウンテンパーク

粒ヶ平以降の復路は、夏道トレースを使うつもりだったのに
他のことに気をとられて、又しても稜線アップダウンルートに入る。
リードのはらっぱのせいで、往復でうるさい藪と仲良しになった。

もちろん、帰りはでっかい黒斑山が正面なので。
それぞれの感慨に浸りながら、雄大なスノートレッキングを楽しもう。

極楽極楽 高峯さま (^^

 尾根上のトレースに入って失敗
                       ▲ 尾根上トレースを行くとずっと見える黒斑山

若いカップルさんに道を譲る。
展望台に着いたら、その二人がベンチに座って語らいのとき
すみませんお邪魔虫でしゅ  座らせてもらっていいですか。

山で知り合った東京♀と小諸♂のお二人らしい。
きょうは、何気に楽しい緊張のデートですって教えてくれた。
時間を忘れて山談議に盛り上がり、お二人の下山を見送るのだった。

 展望台に王手         ▲ 若いカップルさんと長話に興じて
 展望台からの下りは、チェンスパも放棄して滑りながら        ▲ 鳥居から始まり鳥居で終わる一日
                           ▲ 高峯山に登ったのは今日で18回目
                      ▲ 浅間山さん またね( 軽井沢手前の浅間サンライン )