2024.04.02 (火)   K2Couple No.0823 

福井山
ふくいやま(新潟県)
235m
新潟の雪割草を訪ねて

コース最大標高差 : 65
コース累積標高差(+) : 195
コース累積標高差(-) : 195
コース沿面距離 : 3.2 km
行動時間 : 4'20"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です ▲ カタクリも雪割草も眩しそう
  22:20 = 高崎玉村SIC/関越道・北陸道/巻潟東IC = 1:15 五ヶ峠p
 五ヶ峠p 7:25 ... 8:15 福井山 8:35 ... 9:20 折返し ... 9:40 【L】 10:00 ... 10:15 福井山 10:25 ... 11:05 五ヶ峠 ...
 11:15 角田山雪割草 11:35 ... 11:45 五ヶ峠p
 五ヶ峠p12:00 = 新三国TN = 月夜野IC/関越道/高崎IC = 16:50 慈眼寺枝垂れ桜 17:05 = 17:25

   福井山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


 五ヶ峠線 (市道巻2-207) の通行止め規制が、例年通り3月末日をもって解除された。
 
更に角田山登山シーズンの車両混雑緩和と事故防止のため、五ヶ峠線は5/6まで一方通行規制が行われている。
 角田山に登るのはもう無理だけど、峠駐車場を利用して対面の福井山に行くことにします。

 
 今週の天気予報を考慮すると、きょう行かなければ雪割草の時季を逸するかも知れない。
 駐車場は混雑必至だし、高速の深夜割をゲットするため前夜発に決める。
 そんな訳で、万障繰り合わせて帰宅後バタバタと車中泊の準備


関越道で新潟に入ると通り雨が降っていた。
深夜1時過ぎの駐車場は、8年前の遠征時と同じように貸切で。【REPO】
雨が上がって、久しぶりに見る満天の星が感動的だった

寒くて(3℃) 5時過ぎに起き出し、トイレを済ませてまた寝る。
一度起きたら寝られないはらっぱは、角田山登山道に花探しに出る。
それぞれに神社(八幡社)に参拝してから、お湯を沸かして温まろう。

静かで最高の車中泊だったが、7時過ぎには後続一号車が入場して来た。
奇しくも群馬NO(東毛)の単独♂さんだった (^^

 ちょっと寂しいけど星降る夜は素晴らしかった
 スタート前の優雅なひととき                 階段を上がって八幡社に参拝する
遊びに来たホウジロ あんた誰? ヤマネコノメ ヒメアオキの実 オオミスミソウ
ピンクのオオミスミソウ ササバエンゴサク 青いオオミスミソウ 白いオオミスミソウ コシノコバイモ

 軽く朝食を食べ 、ゆるゆると支度をしてスタート。
 昨夜の雨のせいで駐車場も登山道も濡れていて、万全なコンディションとは言えない。
 空は薄曇りながら青空が広がる気配なので、春の妖精たちにはしっかり花開いて楽しませて下さいな (^^


 ヤマネコノメ          ▲ コシノコバイモは徹夜かな
 ねむねむキクザキイチゲ          ▲ 雨後の粘土質なので足元悪し
 珍しい花 シロキツネノサカズキモドキ             ▲ アカバナエンレイソウ

新潟の山には、春の妖精たちが溢れている。
群馬県内にもこんな山が欲しいと思うけど、遠いが故の有難さかな。
雪国ならではの春のご褒美なのかも知れない。

今年は春先になってから幾度か降雪があったが、全体的に残雪は少ない。
福井山や樋曽山のような低山の稜線には、雪が全くないようだ。
融雪後の泥濘がないのは喜ばしい。

 キクバオウレン              ▲ ショウジョウバカマ
アカバナエンレイソウ キクバオウレン ショウジョウバカマ
 ヒメカンスゲ               ▲ 早く起きなよ
 ナガハシスミレ          ▲ あなたはスミレサイシンですか

花の撮影に追われて、福井山になかなか着かない (^^;
私たちは朝一番組なので、人影も殆んどなく好き勝手にのろのろ。
K2隊の本領発揮ですよん

カタクリさんやキクザキイチゲさんは、まだ安眠をむさぼっている。
復路の楽しみにしておこう。
たまに行き会うのは花好きそうな単独♀さん、話が弾む。

 オオミスミソウ(雪割草)                ▲ ナニワズ
 福井山頂の三角点        ▲ 福井山周辺はオオミスミソウの宝庫
青系のオオミスミソウ
お目覚め前 起きた キクザキイチゲも半起き シロキツネノサカズキモドキ
 ケアブラチャン             ▲ 群生するカタクリ
ケアブラチャン 元気なカタクリ コシノカンアオイ葉っぱだけ ユキツバキ
 シュンラン             ▲ 会いに来たよ~
                             ▲ 朝日が眩しいオオミスミソウ
キクバオウレン スミレサイシン トキワイカリソウ ナニワズ
 オオミスミソウ          ▲ ようやくお目覚めのカタクリ家族
 「寂しさに耐える」 カタクリさん           ▲ 無造作に咲く雪割草
 大木の根元に雪割草とカタクリ               ▲ 「初恋」
 トキワイカリソウ             ▲ ヒメアオキの花
 花と共に生きる            ▲ 白いカタクリ見っけ
                              ▲ 倖せをもたらす白いカタクリ
 かたまって咲く             ▲ 踏まないでね
                                ▲ オクチョウジザクラ

樋曽山までは全く届きそうもないので、適当に折返して来た。
行きで見逃した白いカタクリ、奇跡的においちゃんが見つけてくれた
嬉しい (^^ ありがとう。

そろそろ行き交う人も多くなってきたので、道を避けて場所確保。
カタクリの丘ちっくな広場に陣取って、早目のランチにしよう。
林の先には、かろうじて日本海も眺められる場所だった。

 道端を避けて小高い広場で            ▲ 垣間見える日本海
 やっと起きたねキクザキイチゲ                ▲ 仲良し
                               ▲ 春の妖精の代表格
 全員集合的な勢い              ▲ カタクリロード
 オオミスミソウ              ▲ ちょっと寂しく
 こんがらがって咲き競う        ▲ お気に入りのカタクリさん見っけ
                ▲ おいちゃんは子供のころ、片栗粉は知ってたけどカタクリは知らなかったらしい
オクチョウジザクラ キクザキイチゲ オオミスミソウ
 あちこちにカタクリ群生地            ▲ 福井山に戻って来たら

 福井山に戻ると、これから登る人たちが大勢で賑やかだった
 私たちも8年前の角田山下山後に初めて来たときは、咲き乱れる春の妖精に大感激大感動したものだった。

 下山道は大勢のお客さんに踏まれてツルツルになってしまっていたので、転ばないように慎重に足を運ぶ。
 登って来る大勢の人たちを待つ時間が多く、足の悪いはらっぱには好都合ではあった。
 そして、満杯になった駐車場が下に見えた。
 オーバーフローして、路駐を余儀なくされている車も多かったAM11の状況。

 ヌカルミを滑らないように下って           ▲ オーバーフローしてるし

駐車場に戻ったその足で、対面の角田山方面に登ってみる。
昔の記憶では、ちょっと登れば植栽の雪割草園地みたいなのがある筈だ。

花の色は際立って人工的で、咲く花も何気に小さいものだった。
福井山コースでは青みがかった花と白花が多かったけど。
こちらでは赤青の濃い花が目立っていた。
ちょっと違うんだよな (^^;

 植栽のオオミスミソウ        ▲ コシノカンアオイの花 ついに見っけ
                                ▲ 明るい仲間たち
 赤系の雪割草が多い             ▲ ミチノクエンゴサク



                                   ▲ 雪割草など一通り見て歩く

                ▲ マイクロバスの待機運転手さんが、駐車場の出入り車両を交通整理してた
 弥彦神社の大鳥居             ▲ 弥彦山の裾を走り
 守門岳                ▲ 八海山
 越後駒ヶ岳            ▲ 六日町から飯士山
                                 ▲ 新三国トンネル
 高崎に戻って来た         ▲ お墓参りに枝垂れ桜のお寺へ

                                        ▲ 天気は早くも下り坂