2024.04.13 (土)   K2Couple No.0824

万葉自然公園
まんようしぜんこうえん(栃木県)
160m
              カタクリ山 160
一輪草と二輪草が群生するかたくりの里

コース最大標高差 : 135
コース累積標高差(+) : 170
コース累積標高差(-) : 170
コース沿面距離 : 2.5 km
行動時間 : 3'20"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です ▲ イチリンソウ群生地にて
  8:40 = 高崎玉村SIC/関越道・北関東道/佐野田沼IC = 9:45 万葉自然公園管理センターp
 管理センターp 10:00 ... 10:10 ハイキングコース分岐 ... 11:10 ♂♀別行動 ... 11:25 三毳山分岐 ... 11:30 カタクリ山 11:35 ...
 11:45 展望台分岐 【L】 12:15 ... 12:55 ハイキングコース合流 ... 13:00 管理センター
 万葉自然公園管理センターp 13:20 = R50 = 15:20

   万葉自然公園かたくりの里の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)



 スプリングエフェメラル ( Spring Ephemeral 春の妖精 )
 
 春先に開花し夏から秋にかけて地上部が枯れ、落葉広葉樹林床などの地下で養分を蓄え翌春に備える野の花のこと。
  雪解けを待って真っ先に咲き始める、春を告げる可憐な花たちです。

 春の妖精と言われる主な花は ...
  福寿草、節分草、雪割草、一輪草、二輪草、イチゲ、エンゴサク、キケマン、アマナ、カタクリ、バイモ、
  ショウジョウバカマ、エンレイソウ、ムスカリ、ハシリドコロ、スノードロップ 等々。

 きょうは、カタクリシーズンが終わった佐野市三毳山の北隣にある万葉自然公園かたくりの里に行ってみようと思います。
 カタクリの後に咲く一輪草や二輪草がお目当てです (^^


季節は先行して、きょうは5月並みの気温になるらしい。
少し標高を上げて涼しい場所も考えたが、結局低山の公園歩きになった。山に登る気はないらしい。
久しぶりの栃木県へ GO
遅いスタートなので、家を出るときは既に15℃。

開花が遅れた当地の桜だったが、多くは葉桜になりつつあり。
花びらが道路上にハラハラと散る様は、時の移ろう速さを感じさせる。

 関越道側道のさくら並木
 久しぶりに走る北関東道    ▲ 万葉自然公園かたくりの里管理センターの駐車場

 ドウダンツツジ               ▲ ゴヨウアケビ
 管理センターpを出るとすぐに             ▲ 畑の花で道草三昧
ゴヨウアケビ ムラサキハナナ ヤマザクラ 道端に咲くニリンソウ
ムラサキケマン タチツボスミレ オオタチツボスミレ 水芭蕉群生地
ナガミノヒナゲシ ヒメオドリコソウ アオキ


 畑が終わって道なりに歩いて行くと 、かたくり遊歩道とハイキングコースの分岐に出た。
 地形図では、遊歩道は沢沿いに登り、ハイキングコースはその右の尾根を登るようになっている。
 ちょっと見上げた様子では、ハイキングコースはずっと階段道に見えたので、下りに使いたくないから登ることにした。
 余り花は無さそうではあるが、少ない花を探しながら反時計廻りに歩くことにする。


チゴユリ アカネスミレ カエデの花

変哲もない登山道には、規則正しくステップが設けられている。
落葉の堆積が多く、足に優しい登山道ではある。

やがてチゴユリの道の分岐になり、トラバース気味に遊歩道に行くらしい。
ハイキングコースの階段に嫌気がさしていたので、即チゴユリの道へ。
三毳山に比べて絶対的に人が少なく、穴場的エリアという認識です。
かたくりシーズン中のことは、わからんけど

 三毳山に続くハイキングコース             ▲ ニオイタチツボスミレ
 最初の分岐でチゴユリの道へ左折               ▲ チゴユリの道
              ▲ 遊歩道とハイキング道を繋ぐ最初の連絡路、チゴユリの道にはチゴユリやヒトリシズカ
 チゴユリ           ▲ 大勢集まってもヒトリシズカ
チゴユリ ヒトリシズカ タチツボスミレ 白花のアオイスミレ
 有害獣の食害から花を守る金網扉           ▲ 咲いてれば何でも撮る
 ドラえもんのどこでもドアがあったよ               ▲ イチリンソウ
ニリンソウ イチリンソウ
                                 ▲ ニリンソウ群落
                                 ▲ イチリンソウ
 はらっぱは群生地に沿って上へ上へ                 ▲ ニリンソウ
 ニリンソウ           ▲ 撮影助手も仕事に励む

チゴユリの道から遊歩道に合流すると、白花の海が広がっていた。
ニリンソウの花は小さく、イチリンソウはでかい。
過去に出会ったのはニリンソウが圧倒的に多かったけど。
ここではイチリンソウが多いように見える。
花の大きさも圧倒的にイチリンソウの方が大きい。

たまに出会うくらいで、殆んど人の姿はなかった

 撮影主任はらっぱ              ▲ シュンラン見っけ

遊歩道も階段が続くようなので、何処まで行けるか膝に聞いてね
はらっぱを残して、せめてカタクリ山まで行って来る。

ちょっと登ると、ハイキングコースへの連絡路分岐。(マユミの道)
更に上ると展望台への分岐。(ムラサキシキブの道)
地名ポイントが解っていないので、とりあえず三毳山方向に登った。
稜線ちっくな雰囲気になり、傾斜が緩くなったら三毳神社 の標識。

 ハイキングコースに連絡する分岐(マユミの道)    ▲ 次は展望台に繋がる分岐(ムラサキシキブの道)
 登り切った感のある雰囲気       ▲ 左の山つつじの道へ(カタクリ山に続く)
 歩きやすい稜線はカタクリ山に続く         ▲ さすが山つつじの道だね、咲いてた
                             ▲ 静かすぎるカタクリ山のピーク
 手作り標識          ▲ 倒木ベンチで寛げそうな山頂
 展望は限定的だった           ▲ 岩の間を辿り稜線を戻る


 カタクリ山を離れる時に、行き違いがないようにはらっぱの居場所を確認する
 別れた場所から、黙々と登って来てるらしい。
 「展望台の分岐」 で待つように指示して下山した。
 そこにはベンチがあるのを見ていたので、デートスポットとしては最適だし (^^


急いで展望台分岐まで戻ったら、未だはらっぱは来ていなかった
はらっぱが来るのを待つまでもないので、そのまま下山する。

っと、はらっぱから
展望台を過ぎても、おいちゃんがいないんだけど
「展望台分岐」 と 「展望台」 という言葉の認識にズレが生じたのだ。
改めて、お互いに展望台分岐のベンチをめざすことにした (^^;

展望台分岐にはらっぱ来てなかったので、改めて迎えに出てめでたく合流。
ベンチで軽ランチを済ませ、長い階段を下る。
はらっぱの膝には、何とも申し訳ない結果になってしまった

 展望台分岐ベンチにヤマツツジ一輪
 気を取り直して下山する           ▲ お花畑までもう少し頑張る

再びイチリンソウ&ニリンソウの群生地に着いて、我が世の春を謳歌。
僅かな下りを残すだけになって、心置きなく時間をかけてしゃがみ込む。

上にも下にも群落が続き、上にも下にも人は二人っきり。
でも、たまには登って来る人もいる。
完全にそれとわかる観光客さんは 「カタクリは咲いてるんでしょうか」
今年はもう終わりましたと応えると、非常に残念そうだった

他の花がいっぱい咲いてるのにねぇ。

 腰を下ろして花の撮影              ▲ 花と共に生きる
                              ▲ 見事な群生地だよね
ニリンソウ リュウノヒゲ ヤブコウジ ヤブラン
 どこでもドアに入れば、カタクリ山頂に行けるよ           ▲ カタクリ群生地の案内板
                ▲ 反時計廻りしたので、案内図を見たのは最後の最後だったって訳
 音楽堂観覧席         ▲ 野外音楽堂でドジャースポーズ
ミツバツチグリ ジュウニヒトエ ヒメスミレ ニョイスミレ
                      ▲ 桜散るカタクリの里遊歩道は素敵なプロムナード
 朝と同じくらい余裕な駐車場              ▲ モミジの蕾