2022.06.11 (土)   K2Couple No.0755 

高峯山
たかみねやま(長野県)
2,106m
梅雨入り直後のショートトレッキング

コース最大標高差 : 165
コース累積標高差(+) : 290
コース累積標高差(-) : 290
コース沿面距離 : 4.4 km
行動時間 : 4'55"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 山頂の岩間に咲くハクサンイチゲ
  5:45 = 5:50 ららん藤岡 6:00 = 藤岡IC/上信越道/佐久IC = 7:35 高峰高原ビジターセンター横PS
 高峰高原VC横PS 7:50 ... 湯の丸高峰林道 ... 8:30 高峰温泉側登山口 ... 9:25 粒ヶ平 9:30 ... 10:05 高峯山 【L】 11:05 ...
 11:25 粒ヶ平 ... 12:00 展望台 12:15 ... 12:45 高峰高原VC横PS
 高峰高原VC横PS 13:00 = 浅間サンライン野菜の店 = 碓氷バイパス = 松井田妙義IC/上信越道/藤岡IC = 14:45 ららん藤岡 14:50 = 14:55

    高峯山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


今年の梅雨は出端から本格的で、連日ぐずついた空模様です。
そんな時は、高峯山で花を楽しむ企画がピッタシ。

午後の天気は不安定らしいので。
スロースターターの赤城隊には申し訳ないが、早目のやっつけ計画です。
きょうのターゲットは、アズマシャクナゲとハクサンイチゲ。

赤城隊と高峯山に登ったのは、過去に無雪期1回、積雪期2回。
無雪期はもちろんシャクナゲの時季で、7年前の6/7だった。【REPO】
あの時はおいちゃんの快気祝い山行で、ときの流れを感じる。

 ららん藤岡でドッキング
 群馬よりちょっと明るいような(佐久平PAにて)            ▲ グリーンロードから浅間山

車坂峠の手前で、道路脇のプチ植物園に寄ってお花見前哨戦です。
ちゃんと偵察をしたことはなく。
高峰高原ホテルの関係らしいが、どのくらいの広さがあるのか知らない。
未だ整備途上で、一般に開放されているようには見えません。

今は、サラサドウダンとレンゲツツジが花盛りで。
足元には数種の花が咲く、林間のちょっと怪し気なエリアです (^^;

 高峰高山植物園界隈
 サラサドウダン花盛り              ▲ レンゲツツジ
ツマトリソウしっとり マイヅルソウ ミツバツチグリ タカトウダイ
サラサドウダン オオタチツボスミレ スズラン レンゲツツジ
コイワカガミ ちびっこコケモモ カラマツソウ(蕾) ミヤマハナゴケ
                             ▲ 高峰高原ホテルにとうちゃこ

いつも車を置かせてもらっている高峰高原ホテル。
きょうはその入り口が、カラーコーンで閉鎖されていた
仕方なくビジターセンターに廻ってみたが、ここも同じようにブロック

帰ってから調べたら、am8 オープンに変更されたらしい。

湯の丸高峰林道の駐車スペースに、1台先客があったので。
何気に真似をして置くことにした。
追っかけるように、駐車場に入り損ねた車が1台仲間入り (^^

気温15℃で、曇り空の花撮り日和。
黒斑山や水ノ塔山にガスが絡んで、ちょっと不安定な空模様です。

 予定コースのオリエンテーション


 湯の丸高峰林道ポコポコ歩き 

 おしゃべり歩きに興じる林道歩き           ▲ 高原の清々しさが心地よく
スズラン咲き始め シロバナヘビイチゴ 咲き残ってたミネザクラ一輪
ヒメイチゲ ミツバオウレン ツマトリソウ
               ▲ 雨にも負けずに咲き乱れ過ぎて、ちょっとお疲れ気味のショウジョウバカマたち
 まだ初々しい花も咲いてた           ▲ 水ノ塔山をバックに赤城隊
 お嬢さん二人 おはようさん         ▲ ヤマガラシがいっぱい咲いてる道
 崖上に咲くコイワカガミ               ▲ いつも仲良し
オオバスノキ イワハタザオ ヤマガラシ
コヨウラクツツジ コイワカガミ オオカメノキ(ムシカリ)


 高峰温泉~粒ヶ平は頑張って登る 

 高峰温泉側の登山口            ▲ 撮影主任奮闘す
 本日の体力試し坂            ▲ それぞれのペースで
                         ▲ 東篭ノ登山の麓を走る湯の丸高峰林道
ツリバナ ミツバオウレン ヒメタケシマラン シロバナエンレイソウ

ほぼ登り切って一段落すれば、粒ヶ平は近い。
咲き始めたばかりのツバメオモトが、林の中に点在している。
アズマシャクナゲも目に留まるようになる。

うつむき加減に咲く花は多いけど。
ツバメオモトほど控え目に恥ずかしそうに咲く花は、好感が持てるよ。
見習わなくっちゃね (^^

 ツバメオモト           ▲ ちらほらとアズマシャクナゲ
うつむき加減に咲くツバメオモト 紫のショウジョウバカマ ミツバオウレン群落
コヨウラクツツジ 水滴付き アズマシャクナゲ 粒ヶ平分岐


 高峰稜線 (粒ヶ平~高峯山ピストン) 

 周回分岐の粒ヶ平             ▲ シャクナゲ群生地へ
 シャクナゲ群生地に咲くコイワカガミ       ▲ 重厚な貫禄のシャクナゲ群生地入り
                          ▲ アズマシャクナゲは存在感たっぷりで
アズマシャクナゲ
レンゲツツジはこれから ヤシャブシ ヤシャブシの実
 花を見つけて各駅停車           間もなく終着駅でございます
 あんた何処でも咲くね~             ▲ 高峯山頂名物岩

シャクナゲ駅の次の駅は、山頂のハクサンイチゲ駅。
ここが本日の終着駅です。

岩の上で入れ替わって記念写真を撮り合い、押すな引くな合戦 (^^;
生憎展望は皆無なので、足元に集中できる。
バランスの悪い年頃につき、細心の注意が必要です。
記念写真って言ったって、花は全然写ってないんだけどね

 皆んなが登れ登れって言うから         ▲ こんな狭い隙間に咲いちゃって
 男の友情ちっくに演出            ▲ 奈良の大仏っぽく
 立ち位置入れ替え作戦中           ▲ めでたく収まったカップルさん
                       ▲ ハクサンイチゲ祭りは貸し切りでのんびりできた

ハクサンイチゲ祭りも佳境を迎える中、ランチ祭りに移行します。
山頂標柱の奥に陣取って、いつもの超地味なパンとおにぎり (^^;
暑くもなく寒くもない山頂で、至福の時間を過ごした。

何だかんだダラダラやってたら、あっという間に1時間が過ぎて。
天気が崩れるかも知れないから、早目に帰りましょう。
WEB情報では、pm6 くらいまでは大丈夫そうだったけど。

粒ヶ平経由で展望台まで、2000m超級の稜線をポコポコ楽しんで。
あとは林間を下るだけ。

 何か話し中               ▲ 高峯ランチ
 イワハタザオ                 コケモモ
イワハタザオ コケモモ ニガイチゴ 三角点
 気持ちの良い稜線を戻りますね      ▲ 粒ヶ平分岐から車坂峠へ周回下山します


 下山 (粒ヶ平~車坂峠) 

 コイワカガミはあちこちに群生してるね        ▲ 道すがらハクサンイチゲが愛想良く
 黒斑山方面も終日ガスガスだった          ▲ ツガザクラは色も形も可愛い

粒ヶ平分岐から展望台までは、少々のアップダウンを交えて。
ほぼ平坦で、しかも花の期待が持てるルートです。
ハクサンイチゲ等が随所で迎えてくれるし。

天気は持ちそうだと知れば急ぐ必要もなく。
少々広まった場所で、休憩したり花を探したり。
赤城隊には、山の美味しい空気をいっぱい吸ってもらいましょう (^^

シャクナゲ以外の花に関しては、もう少し遅い方がベターかも。

 地を這うズミ
ガクウラジロヨウラク またまたハクサンイチゲ ツガザクラ
ツマトリソウ ミヤマハンショウヅル(蕾) ミヤマヤナギ

最後の休憩地、展望台に予定通り到着(正午)。
展望台ったって、これじゃ展望のしようがないやね~ (^^;

ちょっとお茶などして、ゆるりと一日を振り返りながらだらける。
展望には恵まれずとも、この時期としてはプチ満足の花歩きだった。
この歳になると、歩くことが第一義と思ったりする。
歩けるうちが華と心得る。

無事に下りて無事に家に帰る。
真吾さん りい様 お付き合いいただきありがとうございました (^^

 展望台で最後の休憩
ニッコウキスゲ準備中 カラマツボックリ生まれたて あっ
行くぞ~ 下山中です 頑張りました賞 おまけのマイヅルソウ
 最後のご褒美はミネザクラさん  今年の2月には、雪に隠れていた高峰神社鳥居 【REPO】
タンポポの綿毛 あなたを守りたいヒメイチゲ ミネザクラ 再び倖せが訪れるスズラン
                        ▲ 終日曇り空ながら雨にならなくて良かった
 ストックずるずる           ▲ 高峰高原ビジターセンター

☆ レポ作成にあたり、赤城隊から提供された画像をたくさん使用しています。 この場を借りて御礼申し上げます